札幌市　川の学習パネル展　環境学習の成果発表　１２小学校が壁新聞など

（札幌市 2024-01-09付）

　札幌市環境局は昨年１２月２２日から２５日までの４日間、札幌駅前通地下歩行空間で「川の学習パネル展」を開いた。市立小学校１２校が、川の生き物観察や水質調査などに取り組んだ学習の成果を壁新聞などで発表。多くの市民が関心を寄せた。

　パネル展は、子どもたちが主体的に環境学習に取り組むことや、発表の場を設けて市民に環境保全に関心を持ってもらうことを目的に毎年開催しているもの。今回で９回目。

　今回は、東橋小学校やあやめ野小学校など１２校が参加した。３～５年生が、総合的な学習の時間などで各学校の近隣の河川についての調べ学習や校外学習を行い、壁新聞やレポートにまとめた。

　このうち、初参加の八軒西小学校は、校区内を流れる琴似発寒川について学習。川の成り立ちや、ヤマメやサケなどの生き物が生息していることをまとめた。水質調査も行い、環境を守るためにごみのポイ捨て禁止などを呼びかけている。

　展示はオンライン上でも開催しており、市ホームページから観覧できる。今月２５日まで。

(札幌市 2024-01-09付)