地震・津波に備え　指導者養成新講座　道　１６日根室から　６管内で開催

（道・道教委 2024-01-12付）

　道は、１６日の根室会場を皮切りに「巨大地震や津波災害から住民を守る」講師養成講座を６管内で開催する。発生が切迫しているとされる日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震・津波から住民の命を守るため、自治体職員や地域の防災リーダー等を対象に本年度から初めて開催するもの。各地方気象台職員による基調講演や道危機対策局危機対策課職員による講義、ワークショップなどを通し、住民に広く普及・啓発を行う講師の育成を図る。

　講座は日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震津波避難対策特別強化地域の３９市町を含む６振興局単位で開催。参加対象は、各市町村防災担当者、道地域防災マスターのほか、現在地域の防災リーダーとして活動している、または今後活動を考えている者など。

　受講申し込みは、会場開催日の約２週間前に募集を開始。各専用フォームから申し込むこと。問い合わせは、危機対策課教育訓練係・電話０１１（２０６）７８０４まで。

　道は「住民一人ひとりが地震や津波の仕組みなどの正しい知識に基づき、緊急時に冷静かつ迅速、的確に判断・行動することが何より重要」と呼びかけている。

　各会場の開催日時、場所はつぎのとおり。

▽根室＝１６日午前１０時（根室市総合文化会館）

▽釧路＝１７日午前１１時（釧路市中部地区コミュニティセンター「コアかがやき」）

▽渡島＝２４日午前１０時（渡島総合振興局）

▽胆振＝２５日午前１１時（胆振総合振興局）

▽日高＝２月８日午前１０時（新ひだか町公民館）

▽十勝＝２月９日午後１時（大樹町生涯学習センター）

(道・道教委 2024-01-12付)