札幌市　消費者生活センター相談　５年度上半期１１３件　未成年　ネットゲーム最多

（札幌市 2024-01-15付）

　札幌市市民文化局は、市消費生活センターにおける５年度上半期（４～９月）の相談件数をまとめた。未成年者からの相談は全体の２・４％となる１１３件。相談内容で最多だったのは「インターネットゲーム」の２８件だった。

　相談件数の総数は、前年同期比１６４件増の４９３７件。未成年者からの相談１１３件のうち、最多は「インターネットゲーム」の２８件で、２４・８％を占めた。

　子どものインターネット利用に関しては「親が昔使っていたスマホを使わせたら、カード情報が残っており、子どもが課金できる状態だった」「子どもが生年月日の入力画面に成人年齢を記入し、課金できてしまった」「子どもにアプリのダウンロードや課金の方法を教えていなかったが、兄弟から教えてもらっていた」などの事例があった。

　次いで、脱毛エステが６件（５・３％）、商品一般、他の健康食品、賃貸アパートがそれぞれ５件（４・４％）、光ファイバーが４件（３・５％）となった。

　未成年者の契約取り消しについて、市は「全ての契約を取り消せるとは限らないので注意が必要」と呼びかけている。

(札幌市 2024-01-15付)