開発局と空知建協　学校キャラバン　業界の魅力などＰＲ　滝川工高１年生を対象に

（学校 2024-01-31付）

バックホーシミュレーターを体験

　【岩見沢発】滝川工業高校（馬道淳一校長）電子機械科と電気科１年生２８人は１９日、同校で開かれた開発局と空知建設業協会主催の学校キャラバンに参加した。建設企業や札幌開発建設部などの若手職員５人による仕事紹介のほか、トータルステーションを使用した測量やバックホーシミュレーターなどを体験。建設業界への興味を深めた。

　学校キャラバンは、建設業界への就労者や建設業の理解者・応援者を増やすべく、若者に業界の魅力とやりがいを知ってもらうことを目的に平成２９年度から実施している。

　はじめに、北海道建設業協会が制作した建設業の紹介映像を視聴。建設業への入職きっかけや仕事内容などを紹介した。

　続けて、滝川市内の建設企業㈱神部組や札幌開建などの若手職員５人が、それぞれの仕事内容を伝え、生徒が事前に用意した質問に答えた。「就職して必要な資格は何か」「この職業を目指したきっかけは」などの質問に対し、若手職員は丁寧に答えた。

　このあと、体育館に移動し、奈井江町の建設企業㈱砂子組による建設業体験を実施。トータルステーションを使用した測量や、バックホーシミュレーターを体験した。

　授業を受けた安住悠さんは「建設業に関する話を聞くのが初めてで、建設業は大変なイメージがあった。けれども、実際の話を聞いて印象が変わった」と建設業への理解を深めた。

(学校 2024-01-31付)