スポーツ事故防止へ道教委 研修資料活用し徹底を 安全配慮義務理解を(道・道教委 2024-04-15付)
道教委は体育授業・部活動のスポーツ事故防止の徹底に向けた研修資料を作成した。損害賠償を求められた事例を掲載し、児童生徒に対する安全配慮義務に関する考え方を記載。校内研修や組織的な安全管理、安全指導などで活用し、事故防止の徹底に万全を期するよう呼びかけている。
文部科学省の調査によると、学校で発生する事故の3割が部活動、2割が体育の授業中に発生しており、過失の内容によって教職員や学校が責任を追及されるケース、教職員個人が国・自治体から賠償を求められるケースが生じ得る。
資料では、法的責任が生じる際の争点となる予見可能性(予見しておくべきだったのに怠った場合)や結果回避義務(回避すべき措置を怠った場合)に関する考えや注意義務の範囲を記載。賠償を求められた具体的な事例や安全指導のポイントを取り上げている。
(道・道教委 2024-04-15付)
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