札小放 6年度総会 会長に正武家氏 簾舞小 11月に研究大会を開催
(札幌市 2024-05-16付)

札小放・正武家新会長
正武家新会長

 札幌市小学校放送教育研究会(札小放)は4月下旬、NHK札幌放送局で6年度総会を開催した。活動計画では、11月29日または6日に第58回研究大会を開催することなどを確認。役員改選では、新会長に簾舞小学校の正武家重治校長を選出した。

 開会あいさつに立った安藤英美会長は「前年度は“つながり”を合言葉に活動し、特に他地区との関係において、全道大会や夏季特別研修会に参加するだけではなく、スタッフや講師としても協力することでつながりを強くしてきた」と振り返った。

 その上で「本年度は、他地区とのつながりを保つことをはじめ、札小放会員同士のつながりを深め、新たな会員を誘うことでつながりを広げていければ」との考えを示した。

 議事に移り、本年度の事業計画等を審議。研究主題「未来を拓く 主体的・対話的で深い学びの創造~子どもが生き生きと学ぶアクティブ・ラーニングをめざすNHK for School活用」のもと、6年度事業推進の重点として①研究組織の強化と活発化②研究活動、事業推進の円滑化③全道大会の成功―の3点を掲げた。

 活動計画では、11月29日または6日に第58回研究大会を開催し、授業公開や研究協議を通して研究を深めていくことなどを申し合わせた。

 役員改選では、新会長に正武家校長を選出。正武家新会長は「放送教育は、子どもたちの学び方が進化していく中でのICTやそのコンテンツの活用方法が見直されてきている」とした上で「学び方のツールとしてNHK for Schoolを活用し、番組やコンテンツを取り入れることで子どもたちの学びが深まることや、より効果的に指導するための一助となるように教育現場へ寄与していきたい」と述べた。

 本年度の役員はつぎのとおり。=敬称略=

▽会長=正武家重治(簾舞小校長)―新

▽副会長=安藤英美(あやめ野小校長)―新、山本尚枝(真駒内桜山小教頭)、小原祥枝(旭小教頭)

▽監査=藤根雄一(北都小校長)、小松雅征(南白石小教頭)

▽事務局長=山本尚枝(真駒内桜山小教頭)

(札幌市 2024-05-16付)

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