札幌市７年度重点要望案②

（札幌市 2024-06-11付）

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最重点要望

子どもの成長・学びの環境整備に向けた支援

【少人数学級の推進に向けた教職員定数の拡充】

▼要望内容

▽少人数学級の推進に向け、関係法令等の改正による教職員定数のさらなる拡充を要望

▼要望の背景等（現状・課題等）

▽学級編制の標準について、小学校では７年度までに段階的に全学年を３５人に引き下げることとなったが、中学校では４０人のままであり、札幌市を含め加配定数等の活用によって少人数学級を実施している地方自治体がある。

　札幌市においては、国のスケジュールに基づき学級編制基準を引き下げており、６年度は小学校第１学年から第５学年までの学級編制基準を３５人（その他の学年は４０人）としている。

　少人数学級の実施は、児童生徒に対してきめ細かな指導を行う上で有効である一方、教職員定数の拡充が必要となる。しかし、教職員定数の拡充に当たっては長期的かつ安定的な制度運用が必要であり、義務教育の機会均等等の観点から、国が保障すべきものである。

▼補足説明

＝表１＝

【医療型短期入所に係るサービス報酬への支援】

▼要望内容

▽医療型短期入所事業のサービス報酬について、診療報酬における小児入院医療管理料に関連する加算を含めたものと同程度になるよう増額することを要望

▼要望の背景等（現状・課題等）

▽医療型短期入所事業については、医療的ケアが必要な障がい児を受け入れるに当たって、施設改修や十分なケアを確保できる人員配置など事業者負担が大きいことから、受け入れ体制の拡充が進まず、利用者ニーズに応えるサービス提供が確保できない状況にある。

　これを改善するため、札幌市では６年度から、宿泊で医療的ケア児等を受け入れる医療型短期入所事業所に対し、受け入れ１人・日当たり１万円の補助を市単独で実施しており、サービス報酬について同レベルでの改善を求めるもの。

▼補足説明

＝表２＝

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(札幌市 2024-06-11付)