海の玄関口の役割学ぶ　網走中央小と白鳥台小　網走港みなと見学会に参加

（学校 2024-07-09付）

　【網走発】網走市立中央小学校（伊井俊明校長）と白鳥台小学校（河村一恵校長）の児童は４日、道開発局網走開発建設部主催の網走港みなと見学会に参加した。港湾業務艇はまなすに乗船し、港湾施設や防波堤、灯台などを見て回った。

　みなと見学会は、小学生に港の機能や生活とのつながりについて理解を深めてもらうことを目的に毎年開催。ことしは３、４日と９、１０日の４日間にわたって実施し、市内４校の小学生１７０人が参加する。

　２日目は、中央小の３年生２３人と白鳥台小の３・４年生１６人が参加。網走開建職員６人が出迎えたほか、網走港関連工事を受注している（株）西村組（湧別）が安全確保のため協力した。

　海上見学では、港湾業務艇はまなすに乗船。目の前を通過する港湾施設やタンカー、防波堤、灯台などの役割について学びを深めた。また、陸上見学では網走港の南防波堤にある「ぽぽ２６０防波堤」を散策。安全に配慮しながら帽子岩や二ツ島、遠くに望む知床連山を眺望した。児童は「網走で取れる魚は」「クジラは今の時期見られるか」など多くの質問を投げかけた。

　３日は潮見小学校の４年生が参加。また、９日は西小学校の４年生、１０日は潮見小の３年生が参加を予定している。

(学校 2024-07-09付)