あやめ野小校区を再編　札幌市教委　月寒・東月寒地区　水源池通北を月寒小、南を月寒東小

（札幌市 2024-07-22付）

指定変更区域

　札幌市教委は、月寒・東月寒地区の学校規模適正化に関わって、小学校区の設定案を示した。児童数の減少が続くあやめ野小学校の校区について、水源池通から北側を月寒小学校、南側を月寒東小学校へ再編するとしている。今後、この案をもとに保護者や地域住民らと協議を進めていく考え。

　市教委は、児童生徒により良い教育環境を提供するため「市立小・中学校の学校規模適正化に関する基本方針」に基づき、現在市内の６地区で検討を進めている。

　月寒・東月寒地区では、児童数が減少しているあやめ野小の通学区域を再編し、月寒小と月寒東小に編入する案を示している。

　６月下旬に開かれた第６回検討委員会で校区の設定案を提示。通学距離や学校規模、道路等の地理的状況などを考慮し、あやめ野小の校区について、水源池通から北側を月寒小、南側を月寒東小に再編するとした。

　月寒小に再編されるエリアについては、月寒小と月寒東小のどちらに通学するか選択できる指定変更区域の設定を検討する考え。

　児童の教育環境への影響を考慮し、再編前から指定変更区域を設定することを想定している。

　併せて、中学校区の再編も検討することも視野に入れる。

　校区再編に当たり、月寒小を改築、月寒東小を増築することで、適正な規模の校舎を整備し、より良い教育環境を整える考え。

(札幌市 2024-07-22付)