経営者団体に感謝状 札幌市 災害遺児基金寄付
( 2024-11-22付)


 札幌市子ども未来局は13日、大通バスセンタービル2号館で災害遺児基金への寄付を行った北海道中小企業家同友会札幌支部未知の会に対し、感謝状を贈呈した。佐藤学局長が同会レクレーション実行委員会の鈴木慎也委員長に感謝状を手渡し、3回目の寄贈に謝意を示した。

 災害遺児基金は、交通事故などで親を亡くした子どもたちの手当支給に役立てるため、企業等から支援を募る制度。

 「未知の会」は40代の若手経営者の勉強の場として結成しており、会員に子育ての当事者が多く、子どもの命に対する社会貢献への関心が高い。同基金への寄付は今回で3回目となり、22万9400円を贈与した。

 感謝状贈呈式にはレクレーション実行委員会の鈴木委員長、津村好範副委員長らが出席。

 鈴木委員長から目録を受け取った佐藤局長は感謝状を手渡し「心ある奉仕に感謝。子どもたちの健全育成に寄与していただいた」と謝意を示した。

 鈴木委員長は「今後も子どもに関わる基金への協力を幅広く継続していく」と誓った。

( 2024-11-22付)