笑顔あふれる学校へ 真狩中 統合50周年記念式典(市町村 2024-11-29付)
真狩中統合50周年式典
【小樽発】真狩村立真狩中学校(石川周亨校長)は11月上旬、同校で旧真狩中と旧御保内中学校の統合50周年記念式典を執り行った。村内外から83人が出席し、統合50年の歩みを祝うとともに、今後のさらなる発展を誓った。
同校は、旧真狩中と旧御保内中の統合によって昭和49年度に開校。現在の生徒数は41人で、少人数ならではのきめ細かい教育を推進している。
式辞に立った石川校長は、統合後の歩みを振り返り「生徒たちが地域に目を向け、前向きに学校生活を送りながら、様々な活動で成果を上げている。今後も、子どもたちの笑顔があふれる学校を継承していきたい」と述べた。
また、来賓として出席した真狩村の岩原清一村長や後志教育局の新居雅人局長が祝辞を贈った。
生徒代表としてあいさつした水野多笑さん(3年)は「私たちはこれからも学び続け、助け合いながら成長していく。これからも真狩中学校を見守ってほしい」と決意を示した。
50年の歴史を振り返るスライドショーが上映されたほか、生徒たちによる合唱が披露された。最後に参加者全員で校歌を斉唱し、感動的な雰囲気の中で式典を締めくくった。
大きな節目を迎えた同校は「今後も地域と共に歩みを続け、着実な発展を進めていく」としている。
(市町村 2024-11-29付)
その他の記事( 市町村)
北竜町 義務教育学校施設整備方針 真竜小と北竜中を統合 図書館など社教施設を一体化
【岩見沢発】北竜町は、11年度に開校を目指している義務教育学校について施設整備方針をまとめた。真竜小学校と北竜中学校を統合するほか、公民館や図書館、郷土史料館など、学校と社会教育施設を一体...(2024-11-29) 全て読む
当別町教委 6年度全国学力等調査 小学校国語 全国以上 2.3P超 「書くこと」で成果
当別町教委は6年度全国学力・学習状況調査の結果を公表した。小学校国語の平均正答率は70・0%と全国平均を2・3ポイント上回り、特に「書くこと」の領域で大きく上回った。ICT機器を活用して家...(2024-11-26) 全て読む
帯広市教委 6年度全国学力等調査 中学校 2教科全国超 校種間連携で授業改善等推進
【帯広発】帯広市教委は6年度全国学力・学習状況調査の結果を公表した。小学校では2教科とも全国平均を下回ったものの、中学校は2教科とも全国平均を上回り、国語で1・6ポイント、数学で0・4ポイ...(2024-11-21) 全て読む
深川市教委と一已中 公開研究会 ICT活用 研究の成果共有 公開授業や講演会 150人研鑚
【岩見沢発】深川市教委と一已中学校(髙杉直人校長)は1日、同校で6年度市教育推進校事業公開研究会を開催した。空知管内教育関係者をはじめ、管外などから約150人が参加。公開授業や講演会を通じ...(2024-11-19) 全て読む
JDMA創造性コンテストで金賞 発電靴で被災者を支援 安平町追分中の生徒3人
【苫小牧発】安平町立追分中学校(三品秀行校長)の2年生3人が、日本デザインマネジメント協会(JDMA)の「創造性コンテスト」で最高賞の金賞を受賞した。災害時に避難所で走り回る子どもや電力不...(2024-11-19) 全て読む
実践的安全教育拠点校の浜中霧多布中 地震・津波から命守る 町の訓練参加や防災小説執筆
【釧路発】浜中町立霧多布中学校(沼田卓二校長)は1日、巨大地震と大津波の発生を想定した1日防災学校を開催した。町の総合防災訓練に参加したほか、災害との遭遇を想定して物語をつづる「防災小説」...(2024-11-12) 全て読む
後志管内初の義務校開校へ岩内町教委 教科指導と探究両輪に 西小と第二中で実践発表会
【小樽発】後志管内初の義務教育学校の8年度開校を目指す岩内町教委などが主催する公開実践発表会が10月31日、岩内西小学校(古館昭仁校長)と岩内第二中学校(庄司真人校長)で開かれた。両校が公...(2024-11-11) 全て読む
釧路市鶴野小 6年生キャリア学習 本物から得られる学び 釧路建親会が建設業紹介
【釧路発】釧路市立鶴野小学校(土居慎也校長)は10月29日、6年生を対象とした「未来への架け橋・総合学習」と題してキャリア教育を実施した。釧根管内の若手建設業経営者で組織する釧路建親会(山...(2024-11-01) 全て読む
部活動地域移行の課題解決へ 北空知で広域モデル検討 11月に地域協議会初会合
【岩見沢発】北空知の1市5町(深川市、妹背牛町、秩父別町、北竜町、沼田町、雨竜町)は、広域連携による部活動の地域移行に向けて検討を開始した。地域クラブの運営や指導者確保などの課題に共同で取...(2024-10-30) 全て読む
帯広市教委 学校適正規模確保計画 小・中9校で検討必要 9年度まで 各学区で説明会
【帯広発】帯広市教委は少子化や児童生徒数の減少を見据え学校規模の適正化を図るため「帯広市立小中学校適正規模の確保等に関する計画(後期計画)」の骨子案をまとめた。後期計画期間の9年度までに検...(2024-10-30) 全て読む