早寝早起き朝ごはん文科大臣表彰　津別町教委　通学合宿を選出　２月１９日東京都で表彰式

（国 2024-12-13付）

　文部科学省は１０日、６年度優れた「早寝早起き朝ごはん」運動の推進に係る文科大臣表彰の受賞者を公表した。道内からは津別町教委のつべつ生活体験「通学合宿」の活動が選ばれた。表彰式は、来年２月１９日午前１０時から東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターで執り行われる。

　「早寝早起き朝ごはん」運動等が他の活動と比較して顕著に優れ、地域全体への普及効果が高いと認められる活動に対して表彰するもの。適切な運動、調和の取れた食事、十分な休養・睡眠など、基本的な生活習慣の定着に向けた取組の推進を図るため、平成２４年度から隔年で実施しており、今回で７回目となる。

　今回、受賞活動として選ばれたのは全国で４４件。うち道内では、津別町教委のつべつ生活体験「通学合宿」が選出された。

　通学合宿は、町内の小学４～６年生までを対象に、子どもたちが親元を離れて町民会館等に数日間宿泊し、生活習慣を見直しながら日常生活を体験するもの。年１～３回程度、継続的に実施している。

町の社会教育人材バンクに登録している団体等からの協力を得て、子どもたちに郷土芸能の体験等の多様な学びの場を提供しているほか、町の高校生ボランティアサークル「ひまわり」がレクリエーションの企画・運営、参加者の買い物・料理などの見守りや指導を推進。多くの団体との関わりによって、町全体で子どもたちの成長を支える機運を醸成している。

(国 2024-12-13付)