札幌市立高が合同ボランティア展開　ごみのポイ捨てやめよう　８３人がごみ拾いや啓発活動

（関係団体 2015-09-09付）

札幌市立高校が合同ボランティア

　札幌市立高校ボランティア実行委員会は八月二十八日、大通公園で市立高校合同ボランティアを実施した＝写真＝。市立高校八校と市立札幌開成中等教育学校後期課程の生徒八十三人が参加。ごみ拾いやごみポイ捨て防止啓発ティッシュの配布などの活動を行い、取組を通して自己肯定感を高めた。

　この取組は、二十五年度から市立高校生徒会が中心となって実施しているもの。雪まつりのボランティアの経験を通して培ってきた、生徒の自己肯定感をさらに高めることが目的。札幌市市民推進課とさっぽろ青少年女性活動協会、札幌市若者活動センターの協力を得て実施した。

　この日、生徒八十三人が参加し、二班に分かれて活動を行った。大通公園のごみ拾いでは、空き缶やペットボトル、プラスチックごみなどを回収。ごみポイ捨て防止啓発ティッシュの配布では、「ごみのポイ捨て防止にご協力ください」などと大きな声で元気良く呼びかけながらティッシュを道行く人に渡していた。

　参加した生徒は「お礼を言われたときの喜びや、ポイ捨て防止啓発用ティッシュを受け取ってもらえない悲しさなど、いろいろな体験ができた」「活動時間を長くしてほしい」「また機会があれば参加したい」などと感想を述べていた。

(関係団体 2015-09-09付)