【解説】秋の全国交通安全運動(解説 2015-09-18付)
二十七年秋の全国交通安全運動が二十一日から三十日まで行われる。内閣府や警察庁、文部科学省などが主催。
通学中の児童が死傷する交通事故が発生するなど、依然として子どもが危険にさらされていること、また、高齢者の交通事故死者数が全体の半数を占めていることから、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本とする。
秋口は日没時間が早まるとともに、例年、夕暮れ時や夜間には重大事故につながるおそれのある交通事故が多発。歩行中・自転車乗車中の死亡事故が増加している。
そのため、全国重点として、①夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗車中の交通事故防止(特に反射材用品等の着用の推進および自転車前照灯の点灯の徹底)②後部座席を含めたすべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底③飲酒運転の根絶―が位置付けられている。
交通安全意識の高揚を図るため、幼児・児童とその保護者に対する交通安全教育・広報啓発を促進。通学路等における安全確保、幼児・児童の自転車乗用時における乗車用ヘルメット着用と幼児二人同乗用自転車乗車時におけるシートベルトの着用、参加・体験・実践型の交通安全教育の開催などを推進項目に挙げている。
道では、きょう十八日にかでる2・7で、道教委や道警などからなる交通安全対策七者連絡会議主催の「2015交通安全道民総決起大会」を開催。二十四日は全道統一行動日としてセーフティコールを展開し、三十日は「交通事故死ゼロを目指す日」として、それぞれ交通安全に関する運動を進める。
(解説 2015-09-18付)
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