【解説】小学生の暴力行為、過去最多
(解説 2015-09-24付)

小学生の暴力行為、過去最多

小学生の暴力行為が二年連続で一万件を超え、過去最多となったことが、文部科学省が先に公表した二十六年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果で明らかになった。

 調査結果によると、小・中・高校における暴力行為の発生件数は、二十五年度比五千百三件減の五万四千二百四十二件。内訳は、小学校が五百七十二件増の一万一千四百六十八件、中学校が四千五百六十三件減の三万五千六百八十三件、高校が一千百十二件減の七千九十一件。中学校と高校は減少傾向にあるが、小学校は四年連続上昇し、統計を取り始めた九年度以降、最多となった。文科省は、家庭での教育機能の低下によって、感情がうまくコントールできない子や繰り返し暴力を振るう子が増えていると分析している。

小・中学校での不登校の児童生徒数は、二十五年度比三千二百八十五人増の十二万二千九百二人にのぼり、二年連続で増加。このうち、小学校が一千六百九十一人増の二万五千八百六十六人、中学校が一千五百九十四人増の九万七千三十六人で、全児童生徒数に占める割合は、小学校が〇・三九%(二十五年度〇・三六%)、中学校は二・七六%(同二・六九%)だった。

 高校の不登校生徒数は、二十五年度より二千五百一人少ない五万三千百五十四人で、その割合は一・五九%(二十五年度一・六七%)。また、高校における中途退学者数は、六千五百二十人少ない五万三千四百三人で、その割合は一・五%(同一・七%)。

 小・中・高校から報告のあった自殺した児童生徒数は、二百三十人で前年度より十人減少した。

 なお、調査結果で報告される予定だったいじめの件数については、見直しを行っているところで、十月下旬の公表を予定している。

(解説 2015-09-24付)

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