他校の取組参考にして　生徒会交流会で実践発表など　札幌市立高・特校長会が開催

（関係団体 2015-12-17付）

札幌市立高校生徒会リーダー研修会

　札幌市立高校・特別支援学校長会（佐々木高至会長）は十四日、市内ちえりあで第十五回市立高校生徒会リーダー交流会を開催した＝写真＝。八つの高校と市立札幌開成中等教育学校から約百十人が参加。各校生徒会の実践をプレゼンテーションしたほか、生徒会運営や学校祭、ボランティア活動についてのグループ研修も行った。

　同交流会は、交流や研修等の経験を生かし、リーダーとしての資質向上やコミュニケーションスキルの向上、社会貢献に対する意識を育てることを目的に毎年開催しているもの。

　冒頭、佐々木会長があいさつ。交流会が始まった経緯にふれたほか、「学校の活動や生徒会の取組など年に一度発表するこの機会に、各学校との交流を通してこれからの活動に生かしてほしい」と呼びかけた。

　また、市教委の幸丸政貴指導主事は「学校での活動について、去年と同じことを繰り返すのではなく、課題を見つけ、改善することが大切。そのため、ほかの学校の取組を参考にするなど考えを深めてほしい。有意義に過ごして」と話した。

　生徒代表あいさつでは札幌藻岩高校生徒会長の神谷柚衣さんが「多くの学校と交流できる貴重な機会。いろいろと吸収したい」と意気込みを語った。

　このあと、各校生徒会が学校行事や実践をプレゼンテーション。このうち、札幌旭丘高校は学校の年間行事について説明したほか、生徒会の方針を示した。札幌開成高校と市立札幌開成中等教育学校は、二つの学校の違いや交流事業などを説明。札幌啓北商業高校は様々な検定や地域行事へ参加していることを報告した。

　午後からは、①生徒会運営・行事運営②学校祭ステージ発表③学校祭模擬店④学校祭展示・装飾・前後夜祭⑤体育祭・球技大会⑥市立高校ボランティア活動―六つのテーマについてグループ研修を実施した。

(関係団体 2015-12-17付)