道学校体育研究連盟が研究担当者研修会 自信がつく学習充実へ 研究主題の共通理解を図る
(関係団体 2015-12-18付)

体育研究担当者研修会
道学校体育研究連盟が研究担当者研修会

 道学校体育研究連盟(委員長・小野寺正札幌市立屯田中央中学校長)は十一月下旬、札幌市立宮の森小学校で第二十五回全道研究担当者研修会を開催した=写真=。全道各地から四十一人が参加。宮の森小の山﨑稔英教諭が指導する六年一組の体育・ボール運動ゴール型「バスケットボール」の授業を公開した。このあと、各支部が研究概要を説明し交流したほか、授業討議を行い、全道統一研究主題の共通理解を図った。

道学校体育研究連盟は本年度、全道統一研究主題「自信がつく体育学習の充実」の二年次目を迎え、その具現化のために、課題を解決し、自信がつく学習課程・教材の工夫・指導と評価を大切にしながら、全道一体となって研究を推進している。

開会あいさつに立った小野寺委員長は十月に開催した第五十二回道学校体育研究大会十勝大会について、「帰山孝美実行委員長のリーダーシップのもと、十勝管内学校保健体育サークルの皆さんの見事な結束力によって、大成功に終えた。ボール運動と球技という系統性を意識した四つの授業公開を通して、統一研究主題に迫ることができた素晴らしい大会となった」と述べ、十勝支部の努力にあらためて謝意を表した。

 さらに、「本日は、連盟研究部が統一研究主題に迫るため、提案授業として練り上げてきた授業を見ていただいた。皆さんからのきたんのない意見や指摘をいただき、次年度以降の統一主題の具現化や主題に迫る各支部の研究の方向性を確認する一助にしたい。研修会を通し、私たちの研究の道筋を少しでも明らかにすることができれば」と呼びかけた。

 また、全国大会の開催にふれ、「出席した全国の理事・評議委員会で、今後の全国大会について、平成三十六年までの開催地が決定された。札幌市で行われた全国大会が平成二十四年で、そろそろ、手を挙げてみてはと思う。各支部において、北海道開催について検討いただきたい」との考えを示した。

 このあと、中野正毅事務局長が事務局活動について報告。また、各支部が研究推進の概要を説明し交流したほか、第五十二回道学校体育研究大会十勝大会の成果と課題について検証。授業討議を行い、全道統一研究主題の共通理解を図った。

(関係団体 2015-12-18付)

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