中札内高等養護が最優秀　道学校給食調理コンクール開催

（道・道教委 2016-01-25付）

全道から６チームが出場

　道教委および公益財団法人北海道学校給食会は十三日、札幌市内の道学校給食会で二十七年度道学校給食調理コンクールを開催した＝写真＝。全道の学校・調理場から六チームが出場し、地場産物を活用した「和食」の給食献立を調理。最優秀賞には中札内高等養護学校チームが輝いた。

　同コンクールは、学校における食育を推進するため、道内各地域の学校給食で実施されている様々な地場産物を活用した特色ある豊かな献立を全道に広め、食事内容の充実向上および多様化を図るとともに、献立作成や調理技術、衛生管理の研鑚意欲の高揚に資することを目的に実施。

　「地場産物を活用したおいしい！和食給食～北海道産農林水産物や各地域で生産される農林水産物を使用した和食の献立」をテーマに募集。書類審査を経た六チームが出場した。

　当日は、チームごとに調理し、学校給食衛生管理指導者や光塩学園調理製菓専門学校講師、ＰＴＡなどで構成する審査会を開いた。献立のねらいや調理手順、チームワーク、衛生管理、味のバランスなどを審査した結果、「中札内高等養護学校チーム」が最優秀賞に輝いた。

　優秀賞には、「札幌市立発寒東小学校チーム」「網走市桂ヶ岡地区共同調理場チーム」。優良賞は、「由仁町学校給食センターチーム」「平取養護学校静内ペテカリの園分校チーム」「今金町学校給食センターチーム」だった。

　表彰式後には、「和食給食の調理技術と衛生管理」について協議を行った。

(道・道教委 2016-01-25付)