砂川でイングリッシュ・キャンプ 英語漬けの4日間過ごす 32人がPRビデオ作成など(道・道教委 2016-02-03付)
英語によるコミュニケーション能力を高めた
【岩見沢発】道教委主催、空知教育局主管の「北海道イングリッシュ・キャンプ in Sunagawa」ウインターキャンプが一月六日から四日間、ネイパル砂川で開催された=写真=。空知管内外の小・中・高校生三十二人が参加し、サマーキャンプでのフィールドワークをもとに、空知の魅力を世界に発信するPRビデオを作成。ALTや留学生、学生ボランティアたちとの交流を通して英語によるコミュニケーション能力を高めた。
同事業は、ALTや留学生らと英語を使って、ともに生活することで、子どもたちの英語力およびコミュニケーション能力の向上を図るもの。
夏と冬のキャンプで空知管内を紹介するPRビデオを英語で作成。インターネットで世界に発信することを目的としている。サマーキャンプでは、歌志内市、芦別市、赤平市、上砂川町の四市町で写真や動画などの素材を収集し、今回のキャンプに備えた。
当日、アイスブレイクのあと、小・中・高混成の四グループに分かれ、それぞれが担当する町のCMづくりを行った。
メインキャンプで収集した情報をもとに、グループそれぞれが各町の特徴をとらえ、趣向を凝らしたPRビデオを制作して、鑑賞会を行った。
また、PRビデオ制作以外にもスノーシュー、チューブ滑りなど冬ならではのプログラムのほか、ALTと英語を使った活動や割り箸づくりにチャレンジするなど、充実した時間を過ごしていた。
閉会式では、ビギナー、チャレンジクラスの代表者がスピーチ。感謝の気持ちを込めて、運営に携わった人々にお礼の言葉を述べていた。
参加者は「サマーキャンプのときと比べて、ALTと積極的に話すことができた」「次回もぜひ参加したい」などと感想を述べていた。
なお、作成したCMビデオについては、ホームページ等を通じて発信していく予定。
(道・道教委 2016-02-03付)
その他の記事( 道・道教委)
第6期第1回道教育推進会議開く 本年度の活動検証を開始 地域キャンパス校の在り方議論
道教委設置の道教育推進会議は三日、札幌市内道第二水産ビルで第六期第一回会議を開催した=写真=。二十七年度教育委員会の活動状況に関する点検・評価報告書の策定に向け、審議を開始した。今後、三回...(2016-02-05) 全て読む
道教委が地域キャンパス校の教育活動充実に向け素案 再編基準緩和の検討指摘 遠隔授業・学校間連携盛る
道教委は、「地域キャンパス校の教育活動の充実に向けて(素案)」をまとめた。素案は、「地域キャンパス校の再編基準」「教育環境の充実策」の二点に言及。再編基準においては、五月一日現在の第一学年...(2016-02-05) 全て読む
「近美コレクション」開催中 『さとぽろ』の全貌を 3月21日まで―道立近代美術館
道立近代美術館は、「近美コレクション」を開催している。今回は、一九二五年に札幌で発刊された芸術雑誌『さとぽろ』全号の内容を紹介し、その軌跡をたどる「『さとぽろ』とその時代 詩・版画・都市の...(2016-02-05) 全て読む
胆振局が子の学力考える会開く 〝分かる〟〝できる〟実感させ 講演やグループ協議で理解
【室蘭発】胆振教育局は一月中旬、登別市民会館で「北海道の子どもたちの学力について考える会in胆振」を開催した。管内の教職員やPTA、教育委員会関係者ら百二十人が参加。子どもたちに必要な学力...(2016-02-04) 全て読む
後志局が管内ICT活用フェア開く 学校全体の授業力向上へ 説明や演習などで理解深化
【倶知安発】後志教育局は一月三十日、後志合同庁舎で本年度後志管内ICT活用フェア(学習会)を開催した=写真=。各市町村の公立学校教員や教育委員会職員ら約四十人が出席し、ICT機器を活用した...(2016-02-04) 全て読む
渡島局が子どもたちの学力について考える会 地域一体の機運高めて 連携した取組の重要性再確認
【函館発】渡島教育局と森町教委は一月二十五日、森町立森小学校で「北海道の子どもたちの学力について考える会」を開催した。関係者約二百人が参加。森町における学力向上の取組や、秋田県における家庭...(2016-02-03) 全て読む
根室局が道徳科の授業づくり研修会 中心発問の方法に迫る 講義や演習で指導過程学ぶ
【根室発】根室教育局は一月二十二日、中標津町総合文化会館で道徳科の授業づくり研修会を開催した=写真=。管内の小・中学校教諭三十七人が参加。講義やグループ討議を通して、基本的な指導過程や読み...(2016-02-03) 全て読む
市町村独自のイングリッシュキャンプ促進へ道教委が初の調査 26・27年度24自治体が工夫凝らし 普及に向けノウハウ紹介も
道教委は、二十六~二十七年度の二ヵ年において、市町村(札幌市を除く)独自に実施したイングリッシュキャンプの状況をまとめた。二十四市町が取り組んだ。各自治体の実践をみると、児童生徒が一泊二日...(2016-02-03) 全て読む
実践成果や課題など協議 道イングリッシュキャンプ成果交流会―道教委
道教委は一日、札幌市内の道第二水産ビルで二十七年度道イングリッシュキャンプ成果交流会を開いた=写真=。約五十人が参加し、道教委や各市町村が独自に実施するイングリッシュキャンプ等の実践を交流...(2016-02-03) 全て読む
十勝局が道徳教科化へ研修実施 演習等で教育の質向上を
【帯広発】十勝教育局は一月中・下旬に二日間の日程で、「教育局道徳教育事業」を開催した。十勝教育研修センターに二日間合わせて約百三十人が参集。参加者は道徳の教科化に向けた演習・協議を通して、...(2016-02-02) 全て読む