18校が研究成果を堂々と 農ク道連盟全道実績発表大会開く(関係団体 2016-02-18付)
18校216人が参加
【岩見沢発】二十七年度日本学校農業クラブ北海道連盟第六十七回全道実績発表大会が四~五日の二日間、新十津川町総合健康福祉センターゆめりあなどで開催された。大会スローガン「ピンネシリの麓に煌めく農クの情熱~実れ明日への希望」のもと、全道の三地域連盟大会を勝ち抜いた十八校二百十六人の農業クラブ員が参加。「生産・流通・経営」など四種目で、これまで取り組んできた研究成果を余すところなく発表した=写真=。
開会式では、日本学校農業クラブ道連盟会長の植村祐希大会長があいさつ。大会の運営を支える新十津川農業高の関係者、クラブ員に謝辞を述べた上で、「各連盟の地域大会を勝ち進んだクラブ員の皆さんには、これまでの活動の成果を十分に発揮してほしい」と期待した。
発表では、「生産・流通・経営」「開発・保全・創造」「ヒューマンサービス」「クラブ活動発表」でそれぞれ発表した。
大会結果はつぎのとおり。
▼生産・流通・経営
▽最優秀賞=名寄産業高(極上!太陽のメロンを全国へ!~Branding3つの戦略)
▽優秀賞=美幌高(美高発!!循環型養豚経営の構築~土壌微生物還元によるブランド圃場の完成)、岩見沢農業高(岩農におけるリン酸施肥量の違いによるタマネギ栽培の収量と品質の研究)、倶知安農業高(和牛で地域を活性化part2~ようてい和牛ブランドの確立を目指して)、旭川農業高(花の魅力で新たな経営戦略~プリザーブドフラワーで花の6次産業化)、美幌高(地域特産物アスパラガス栽培の研究~伏せ込み栽培による冬期北海道農業の新たな形)
▼開発・保全・創造
▽最優秀賞=旭川農業高(米タウン旭川から届けたい!~米粉の魅力発信プロジェクト)
▽優秀賞=旭川農業高(ササの有効利用2015~森林バイオマスとしてのササ資源の利用)、更別農業高(更別村「大手亡」プロジェクト)、岩見沢農業高(岩農産エネルギー’15~地熱エネルギーと雪冷熱エネルギーの複合利用)、真狩高(Vegetable sweets history~UDSの魅力を真狩から)、富良野緑峰高(花人街道237沿線~景観作物の可能性の拡大と輪作体系へのアプローチ研究)
▼ヒューマンサービス
▽最優秀賞=旭川農業高(食が地域を熱くする!~選・食・知・楽 あったか旭川まんの魅力発信)
▽優秀賞=倶知安農業高(Second Stage~次につなげるポテトペースト)、美幌高(美幌豚消費者育成プロジェクト~魅力あふれる「美幌豚」の定着を目指して)、美幌高(ハッカの香るまちづくり~伝統的農産物「和種ハッカ」文化を守り伝える取り組み)、岩見沢農業高(食育事業「岩農食農塾」~体験型から体験学習型への移行とその効果)、旭川農業高(木の大切さを伝えようパート5~地域に根ざした「木育」活動を目指して)
▼クラブ活動発表
▽最優秀賞=中標津農業高(中農と地域を“見える化”~まちに広がる新たな姿)
▽優秀賞=旭川農業高(旭農Trinity~三位一体で受け継ぐ90年の伝統~Part3「発展」)、富良野緑峰高(Let,s Family~Servant Leadership、そして全員が Specialistへ)、とわの森三愛高(TOWArd 2015~内部評価拡大に挑戦した、TOWA式農ク活動)
(関係団体 2016-02-18付)
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