ＣＳ導入促進目指して　リーフレット作成し事例紹介―道教委

（道・道教委 2016-04-14付）

コミュニティ・スクール導入のスケジュール例など掲載

　道教委は、リーフレット『学校が充実する⇔地域が元気になるコミュニティ・スクール（学校運営協議会制度）』を作成した＝写真＝。導入のスケジュール例や学校運営協議会の開催計画例などを示し、道内各市町村における導入促進を呼びかけている。

　コミュニティ・スクール（ＣＳ）導入による、子ども・教職員・保護者・地域の人それぞれの視点からの魅力を「子どもたちの学びや体験活動が充実する」「地域の協力によって、子どもと向き合う時間が確保できる」などと提示。「ＣＳは学校運営の改善・充実を図るためのツールである」とし、学校運営協議会の開催計画例、学校の教育目標に合わせた学校・家庭・地域の取組例、市町村における導入のスケジュール例などを掲載している。

　また、昨年十二月に出された中央教育審議会の答申「新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方針について」において、ＣＳ導入が「任意設置」から「努力義務」に変わることも説明している。

　各管内の公立学校長の会議などで配布していくほか、ホームページにも掲載する。

(道・道教委 2016-04-14付)