熊本地震受け函大有斗高　被災者の力になりたい　生徒会・ラグビー部が募金活動

（学校 2016-05-30付）

３日間で４万円以上が集まり、日本赤十字社に届けた

　【函館発】函館大学付属有斗高校（山田伸二校長）は四月下旬、熊本地震の被災地に義援金を届けようと募金活動を行った＝写真＝。生徒会の発案にラグビー部が賛同して実施したもの。三日間で四万円以上の義援金が集まり、活動後、岩間裕太生徒会長とラグビー部の小野寺駿主将が日本赤十字社に届けた。

　四月十四日に発生した熊本地震発生を受け、被災者の助けになればと生徒会が発案した取組。三浦栄司教頭が顧問を務めるラグビー部も賛同し、大型連休を控えた四月二十五日からの三日間、放課後の校内で募金活動を行った。

　さらに、ラグビー部の呼びかけをきっかけに善意の輪が広がり、学級ごとでも募金活動を展開。下校する生徒をはじめ、教職員や保護者らが快く募金し、三日間で集まった義援金は四万三千六十九円にのぼった。

　ラグビー部の小野寺主将は「少しでも被災者のために役立てられれば幸い」とし、今後に向けて「自分にできることがあれば協力したい」と意欲を示していた。

(学校 2016-05-30付)