【解説】ポケモンＧＯの利用率４割

（解説 2016-07-29付）

　二十二日から配信を開始したスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンＧＯ」の認知率は九割を超え、利用率は約四割にのぼることが、ＭＭＤ研究所の調査で明らかになった。

　ポケモンＧＯの利用実態について、二十五～二十六日に十五～六十九歳の男女を対象にインターネット調査を実施。一千九百四十九人から有効回答を得た。

　調査結果によると、ポケモンＧＯの認知率は九二・六％と九割を超えた。認知しているスマートフォン利用者一千四百五十三人にポケモンＧＯをプレイしたことがあるかどうか聞いたところ、「ダウンロードしてプレイしたことがある」が三九・〇％、「ダウンロードしたがプレイしていない」が三・七％、「ダウンロードしていない」が五七・三％だった。

　ポケモンＧＯの利用率を男女別にみると、男性が四二・一％、女性が三六・一％。年代別では、「十五～十九歳」が五一・二％で最も高く、以下、「二十～二十九歳」四八・〇％、「三十～三十九歳」三七・五％、「五十～五十九歳」三五・六％、「四十～四十九歳」二九・三％、「六十～六十九歳」一五・三％と続いた。

　ポケモンＧＯの利用者に感想や起きたことを聞いたところ（複数回答）、最も回答が多かったのは「バッテリーの消耗が激しい」で六七・九％、次いで、「とても楽しい」四五・〇％、「スマホを触る時間が増えた」三七・四％、「よく歩く」「歩きスマホをした」がともに三四・〇％で続いた。また、利用者の五・五％が「人やモノとぶつかった」、三・四％が「転んだ・けがをした」「スマホを落とした・壊した」と回答した。

　フィーチャーフォンのみを利用している人（三百十人）の一〇・三％が、ポケモンＧＯをきっかけにスマホにしたいと回答した。

(解説 2016-07-29付)