【解説】子どもに対する前兆事案―7月末
(解説 2016-08-26付)

 道警本部少年課は、七月末における「子どもに対する前兆事案の届出受理状況」をまとめた。前年同期に比べ百十五件減の五百四十八件と、大幅に減少した。

 前兆事案とは、子ども(十三歳未満)を対象とする性犯罪などの凶悪犯罪の前兆とみられる声かけやつきまといなどをいう。

 七月は、前年同期に比べ十一件多い百二十八件を受理。一月からの累計は、百十五件(一七・三%)減の五百四十八件となった。

 発生時の子どもの状況をみると、「登下校時」が二百三十七件(四三・二%)で最も多く、「習い事、友人宅、買い物などへの行き帰り」が二百件(三六・五%)など。

 発生時間帯は、「午後三時台」が百四十八件、「午後四時台」が九十八件、「午後二時台」が九十一件など、午後二~五時の間に全体の七三・二%が集中。

 発生場所は、「道路(通学路を含む)」が四百三十五件で、ほぼ八割を占めた。

 発生時、子どものとった行動は「自宅に逃げる」が二百四十九件で最多。「無視」が八十三件で続いた。

 道警では、防犯ボランティア団体などと連携した通学路などに対するパトロール活動、学校、教育委員会などと連携した防犯訓練の実施など未然防止に努める一方、声かけ事案などが発生した場合、現場への早期臨場と子どもの保護および不審者の発見・確保に努めるとともに、発生情報を「ほくとくん防犯メール」によって、配信するなどの対応を取っている。  

 また、保護者に対し、子どもと「大声を出して逃げる」などの対処方法について話し合うとともに、人気のない場所には一人で行かせない、「子ども110番の家」等の場所を確認させる、子どもから不審者と遭ったことを聞いたときは速やかに110番通報することなどを呼びかけている。

(解説 2016-08-26付)

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