上川教育研修センター組合が大綱策定 研修・研究機能充実へ 校種間連携、授業改善など7施策
(市町村 2016-08-29付)

 【旭川発】上川教育研修センター組合は七月中旬、教育大綱を策定した。計画期間は本年度から三十二年度までの五年間。「教職員の実践に役立つ研修事業」「今日的な課題に対応した研究事業」「教育情報センター的機能」の充実を基本方針に設定。その上で取り組むべき施策七点を盛り込み、同センターの機能強化を図ることとした。

 大綱は、教職員等の研修および調査研究の政策の総合的な推進を図るもの。同センター組合の総合教育会議で策定した。計画期間は本年度から三十二年度までの五年間となっている。

 基本方針に、①教職員の教育実践に役立つ研修事業の充実②教育の今日的な課題に対応した研究事業の充実③教育情報センター的機能の充実―の三点を設定。①~③のそれぞれで取り組むべき施策を盛り込んだ。

 施策について、①では教職員の経験、職種等に応じた研修や幼小連携、小中連携、タブレット等のICT活用能力を高める研修を推進する。

 ②では、学習内容を明確にする課題の設定や学びを振り返る場面を重視。目標・指導・評価の一体化を目指した授業構築にかかる研究を行う。

 また、思考力・判断力・表現力を育む指導方法、効果的・効率的な評価の在り方についても研究を進めていく。

 ③では、教育活動に役立つ情報の収集・管理・提供を図る。同センター組合ホームページに書籍目録の掲載も行う。

(市町村 2016-08-29付)

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