【解説】高校配置に対する意見
(解説 2016-09-07付)

 道教委は、六日の教育委員会会議で、二十九~三十一年度公立高校配置計画について協議し、議案どおり決定した。

 第二回地域別検討協議会は、七月二十一から三十日に全道十九会場で開催。学校・PTA関係者九百五十五人が参加し、五百三十八人がアンケートを提出した。

 主な意見をみると、新しい高校づくりなどの推進について、「地域の特色も含めた魅力ある学校づくりに尽力してほしい」「生徒や保護者の幅広いニーズに応える学科・コースづくりが一層必要」との声があった。

 また、高校配置計画の策定については、「機械的な配置ではなく、地域の実情を踏まえるとともに、地域の意見を反映した配置計画とすることを希望する」「学力向上の観点から、例年定員割れしている高校については、間口を減らし、受験に向けた競争意識の高揚を図った方が良い」という意見が出た。

 新たな高校教育に関する指針に基づく施策の成果と課題の検証については、「社会環境が大きく変化し、規模は小さくても地域の中に学校をどのように残すかということを考えなくてはならない。小規模であっても地域の中でしっかりと取組ができる高校づくりを目指し、指針を見直すべき」と求める声もあった。

 各委員からは、新しい高校づくりの推進について、「新しい仕事という視点で、五年後、十年後を想定した学科・コースの設定を」。地域キャンパス校について、「ICTなどを活用し、遠隔授業などの充実を」などの意見が出された。

 また、「教育力を高める工夫が必要」とした上で、一定の規模、教員の専門性の問題などを指摘。町立に移管し、全国から生徒を募集する奥尻高校の例を挙げ、「様々な工夫をし、小さくても地域に残る高校」の必要性も挙げられた。

(解説 2016-09-07付)

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