【解説】 第58回教育・文化週間(解説 2016-10-27付)
毎年十一月一日から七日までの一週間は、「教育・文化週間」。文部科学省・各教育委員会が中心となり、教育・文化に関する諸行事が全国的に実施され、道内でも、約一千四百件もの各種イベントが展開される。
教育・文化週間は、教育・文化に関する国民の理解と関心を深め、その充実と振興を図ろうと昭和三十四年に閣議了解され、ことしで五十八回目を迎える。
期間中およびその前後の期間、全国各地で各地方公共団体・国公私立の美術館、博物館、研究所などの関係機関、学校などにおいて、施設の無料公開、各種公開講座の実施、保護者の授業参観など、全国で二万件以上の教育や文化に親しみ、「学ぶこと」の楽しさを体験できる行事が開催される。
また、一環として、文化財保護強調週間も実施。文化財所有者、各教育委員会の協力のもと、歴史的建造物や美術工芸品の特別公開、文化財ウォーク、伝統芸能発表会など様々な行事が行われる。
今回は、文化功労賞の顕彰など教育・文化に関する功労者の表彰や、国内最大の文化・芸術の祭典として第七十一回文化庁芸術祭を実施するほか、週間の趣旨の周知徹底を図るため、文科省のホームページなどを活用し、各地方公共団体や関係機関・団体等の行事などの情報を紹介するなど、積極的な情報提供を行う。
道内では、札幌市が十一月を芸術文化月間と位置付け、「さっぽろアートステージ2016」を展開。現代アート、演劇、小・中・高校生が合唱・演奏する「さっぽろスクール音楽祭」などイベントが目白押し。
また、十一月一日は「北海道教育の日」でもあり、十一月中、道内の市町村や学校、関連団体などでもセミナーやフォーラム、公開講座、授業公開などが各地で開催される。
(解説 2016-10-27付)
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