どさんこ☆子ども全道サミット各地区会場の様子⑦ 気持ち伝え合う行動を―桧山地区(道・道教委 2016-11-14付)
「他人のよいところをみつけたい」などの意見が出た
【江差発】二十八年度「どさんこ☆子ども全道サミット」桧山会場は、上ノ国高校で開催された=写真=。児童生徒が、いじめの発生する原因を真剣に協議した。生徒は「他人の良いところをみつけたい」「友達とは、うそ偽りなく自分の気持ちを伝え合いたい」と話していた。
江差町立江差北小学校、乙部町立乙部小学校、上ノ国町立上ノ国中学校、江差高校、上ノ国高の児童生徒約二十人が参加。上ノ国高生が実行委員を務めた。
会場別協議では、三班に分かれていじめが起こる原因を探った。参加者は、「言葉や感情のすれ違いによっていじめが発生する」「他人の悪いところを言いふらして仲間を引き付けようとする」「遊びのつもりが限度を超えてしまう」などと発表した。
つぎに、いじめを防ぐアイデアを班ごとに検討した。「うわさを信用しない」「他人を責めない」「ふざけといじめを区別する」「友達に汚い言葉を使わない」といった対策を挙げた。
最後に、各班の意見を集約して〝標語〟を作成。実行委員の小林洸陽君と菊地愛未さんが「相手の気持ちを考えるために、人と話す場をつくり、気持ちを伝え合う行動をしよう」という一文にまとめた。
実行委員の伊勢愛理さんは「他人の意見を聞くことで自分の意見がより具体的に膨らんだ。他人の悪いところは顧みず、良いところをみつけたい」と話した。小林君は「友達とは、うそ偽りなく自分の気持ちを伝え合える関係がベスト」との考えを示した。
(道・道教委 2016-11-14付)
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