【解説】スマホ等の安心・安全な利用を(解説 2017-01-31付)
総務省は、青少年が安心・安全にインターネット等を利用できる環境の整備に向け、二月から「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を展開する。フィルタリングの推進や青少年・保護者などのリテラシーの向上に向けた取組を集中的に行う。
近年、スマートフォン等の急速な普及に伴い、長時間利用による生活習慣の乱れや犯罪被害、いじめ、プライバシー上の問題など、トラブルに見舞われるケースもみられ、未来を担う青少年が、それらのリスクと対応策を理解した上で、スマートフォンなどを正しく利活用できる環境を整えることが重要となっている。
総務省は、二十六年から内閣府や文部科学省など関係府省庁や関係事業者・団体と連携して、青少年が初めてスマートフォン等を手にする春の卒業・進学・新入学の時期に重点を置き、スマートフォンやソーシャルメディアなどの安全・安心な利用のための啓発活動の取組を集中的に行う「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を、本年もあす一日から実施する。
具体的には、大きく三つの取組を展開。一つ目は、スマートフォンなどの購入時におけるフィルタリングの説明・提供が適切に実施され、また、啓発資料などを通じて保護者がフィルタリングについて十分な知識が身に付けられるよう、取組を進める。
二つ目は、スマートフォンやソーシャルメディアなどのリスクについて家族で話し合い、規則正しい生活習慣や正しく利用するための家庭のルールづくりを求め、積極的に周知を図る。
三つ目は、学校行事、地域での研修会などの機会の活用や、関係事業者のサービス提供において、スマートフォン等の安心・安全な利用に関し、青少年、保護者、教職員などの意識を高める普及啓発活動を行う。
(解説 2017-01-31付)
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