札幌市立高・特校長会が研究協議会　２９年度の取組等確認　１０年研の制度変更など

（関係団体 2017-01-31付）

各種連絡事項を共有した

　札幌市立高校・特別支援学校長会（石黒清裕会長）は二十六日、市立札幌大通高校で第十回研究協議会を実施した。市教委の動きとして、二十九年度の十年経験者研修における変更点などについて確認した。

　はじめにＪＩＣＡ北海道の担当者が、四月にオープンする国際理解教育体験学習施設「ほっかいどう地球広場」について説明。北海道では初めての設置となることから、各校における活用を促すため三月四日に事前説明会を行う旨を周知した。

　続いて石黒会長があいさつ。経営方針の策定をはじめ次年度に向けて取り組むべき課題にふれた上で、各種事業の改善・改良点を探る必要性を強調。「準備体制をつくりながら市立校長会も頑張っていかなければ」と呼びかけた。

　続いて、二十四日に行われた学教連絡会の内容を報告。二十九年度の十年経験者研修については、中堅教諭等資質向上研修に名称変更するほか、在職期間が八年および九年に達した教諭等でも希望があれば参加を認めることなどを確認した。

　このあと、二十九年度の市立校長会における総会・研究協議会日程について協議を行った。

(関係団体 2017-01-31付)