道が交通安全運動推進会議 29年の推進方針などを確認 4期40日間の運動展開 (道・道教委 2017-02-16付)
成田局長が取組への協力を呼びかけた
道は十三日、道庁別館で二十九年交通安全運動推進会議を開いた。年間スローガン「ストップ・ザ・交通事故~めざせ 安全で安心な北海道」のもと、春・夏・秋・冬の四期四十日間にわたる二十九年交通安全運動推進方針を確認した。
二十九年交通安全運動の推進方策などについて周知を図ること。また、関係機関・団体等の取組や交通安全対策の課題などについて情報を共有し、相互の連携強化を図るために開催したもの。
道や道教委、道警、交通安全関係機関・団体から約八十人が出席した。
環境生活部くらし安全局の成田祥介局長が開会あいさつ。道内における昨年の交通事故死者数が、前年比十九人減の百五十八人だったことにふれ、「統計の記録が残っている昭和二十二年以降三番目に少なかった」と報告し、関係者の取組に感謝の意を示した。
一方で、「高齢ドライバーによる死亡事故の増加や、シートベルト着用率の低さ、後を絶たない飲酒運転など多くの課題がある」と指摘。「関係機関・団体と連携して、地域・職場・家庭・学校における交通安全運動の取組を広く呼びかけていくので、協力をよろしくお願いする」と呼びかけた。
議事に入り、二十八年の交通事故発生状況や、二十九年の交通安全運動推進方針、高齢者の交通事故防止、自転車の安全利用について、担当者が説明した。
このうち、二十九年の推進方針では、道民の交通安全意識を高め、交通事故防止の徹底を図ることを目的に、年間スローガンとして、「ストップ・ザ・交通事故~めざせ 安全で安心な北海道」を設定。高齢者事故防止や飲酒運転根絶、自転車安全利用などを重点に運動を展開する。
具体的には、春・夏・秋・冬の四期四十日間の期別運動を実施する。また、「交通安全の日」などの運動を行う。
会議では、このほか、四~十一月の八ヵ月間、「サイクル・セーフティキャンペーン」を展開することなどを確認した。
また、北竜町と札幌市の交通安全運動等の事例発表を行った。
(道・道教委 2017-02-16付)
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