【解説】公立高校等の卒業式
(解説 2017-02-27付)

 道教委は、道内公立高校等の二十八年度卒業式の状況(一日現在)をまとめた。

 卒業式を実施する公立高校等(中等教育学校を含む)は二百三十四校。

 三月一日(火)に実施する学校は、全日制・定時制併置校が三十三校、全日制単置校が百八十九校、定時制単置校が八校、定時制単位制(有朋高校、市立札幌大通高校)が二校、中等教育学校が一校の計二百三十三校。

 三月十九日(日)に実施する学校は、有朋高通信制の一校。三月二十四日(金)に実施するのは、美唄聖華高校の一校。有朋高が通信制と単位制を別日程で行うため、三日間の合計学校数は、実施学校数より一校多い。

 卒業予定者数は、全日制課程が三万一千九百十八人(二十七年度三万二千三百四十四人)、定時制課程が五百七十八人(同六百五十人)、通信制課程が四百六十四人(同五百十三人)、定時制単位制が三百二十二人(同三百二人)、中等教育学校が七十五人(同七十二人)の計三万三千三百五十七人(同三万三千八百八十一人)。

 旭川永嶺高校は、第一回卒業式を行い、初の卒業生を送り出す。課程の転換等によって、定時制最後の卒業式となるのが音更高校。閉校する札幌開成高校は、最後の卒業式を行う。

 特色ある式として、伊達高校では、式の最後に、三年間の思い出を振り返るビデオを上映。小清水高校は、同窓会入会式を式当日に行い、同窓会役員のほか、学校行事にかかわった町内会なども出席する。置戸高校は、各種コンテスト受賞をたたえ、町から表彰を受ける。別海高校は、校歌や卒業証書授与時のBGMを、在校生有志が生演奏。中標津農業高校は、在校生が栽培した鉢花を、式場や来賓席、保護者控え室などに装飾する。

(解説 2017-02-27付)

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