倶知安町教委イングリッシュサマーキャンプ 英語使える人材育成へ 小中高生35人が異年齢交流(市町村 2017-08-18付)
異年齢間の交流を通して、英語に対する関心を高めた
【倶知安発】倶知安町教委は七~八日の二日間、倶知安町立北陽小学校などを会場に小中高英語連携事業「English Summer Camp」を行った。町内の小中高生三十五人が参加し、英語を使った活動などを通して、英語に対する関心を高めた。
English Summer Camp(イングリッシュサマーキャンプ)は、同町の小中高英語連携事業の一環として、小中高生に英語使用の機会を提供し、異年齢間の交流を通して、英語や英語使用・学習に対する関心を高めることを目的としたもの。
北陽小で行った七日の開会式では、倶知安町教委の田中洋子教育長があいさつに立ち「〝英語でいろいろな人と話せるとこんなに楽しいのか〟〝英語を話せるようになって外国に行きたい〟と思ってもらえるとうれしい」と期待を寄せた。
西江栄二町長は「肩ひじ張らずに楽しく、自然と英語が出るようになれば」と激励した。
また、北陽小の島知章校長が「二日間楽しんでほしい」、東小学校の鈴木喜代志校長が「すてきな思い出をつくって」と呼びかけた。
引き続き、活動に入り、英語で自己紹介し交流を深めたあと、尻別川に移動。ニセコでラフティングなどのアウトドア・インドアスポーツのガイドや各種イベントの企画、運営を行う㈱NACの指導のもと、ラフティングを体験した。
町内の温泉でラフティングの疲れを癒した参加者は北陽小へ戻り、夕食のカレーづくり。普段料理をしない子どもも多く、戸惑う場面もみられたが、役割分担しながらしっかりと完成。でき上がったカレーをおいしそうに頬張っていた。食後には、グループ対抗ゲームなどの英語活動を行い、就寝。
八日は、英語でのラジオ体操に始まり、英語劇の発表やALTとの異文化交流などを行った。
児童生徒には、活動を通して英語に慣れ親しみながら、英会話や学習に対する関心を高める貴重な機会となった。
(市町村 2017-08-18付)
その他の記事( 市町村)
函館市教委が学力向上夏季研開く 校内研修充実へ研鑚積む 秋田大院・阿部教授の講演など
【函館発】函館市教委は七月下旬、フォーポイントバイシェラトン函館で学力向上夏季研修会を開いた。市内の小・中学校の教諭約百六十人が参加。秋田大学大学院の阿部昇教授の講演などを通して、各学校の...(2017-08-21) 全て読む
各管内の外国語活動時数増加への対応(留萌・宗谷)―本紙調査
◆学校規模に合わせ柔軟に 留萌管内8市町村 【留萌発】新学習指導要領移行期間における外国語活動の時数増への対応について、留萌管内八市町村の教育委員会の現段階での対応方針が本紙調査でまとま...(2017-08-21) 全て読む
札幌市教委29年度人権教育推進事業 5課題計20校を指定 性に関する学習など設定
札幌市教委は、二十九年度人権教育推進事業の研究推進校を決定した。性に関する学習やサッポロピリカコタンを活用した学習など五つの課題について、二十校を指定。二十九日に第一回研究推進会議を実施し...(2017-08-21) 全て読む
士別市教委「チャレンジ寺子屋」 地域ぐるみで子を育む 学力・体力向上へ地元高など協力
【旭川発】士別市教委は七月下旬の四日間、学習・生活習慣定着推進事業「しべつチャレンジ寺子屋・夏」を実施した。市内五校から小学三~六年生五十二人が参加。地元高校の教職員や地域住民などと連携を...(2017-08-21) 全て読む
札幌市平和のつどい 「平和へのメッセージ」表彰など 自分にできること大切に
札幌市と札幌市教委は十四日、札幌駅前地下歩行空間北三条交差点広場西側で「札幌市平和のつどい」を開いた。小・中学生から募集した「平和へのメッセージ」の優秀賞受賞者などを表彰したほか、札幌市平...(2017-08-18) 全て読む
読書をより身近なものへ 幌延町の子どもの読書活動推進計画(29~33年度)
【稚内発】幌延町は、子どもの読書活動推進計画を策定した。計画期間は二十九~三十三年度の五年間。情報メディアの発達・普及や子どもの生活環境の変化など読書離れが問題視される中、町における子ども...(2017-08-17) 全て読む
市立高校の魅力発信へ 年内にもHPを開設 教員のインタビュー動画など―札幌市教委
札幌市教委は、市立高校の魅力を発信するホームページを年内にも開設することを予定している。教員のインタビュー動画や、イベント情報などを発信するもの。各校の特色ある取組を広く社会に紹介していく...(2017-08-16) 全て読む
各管内の外国語活動時数増加への対応―本紙調査
◆長期休業削減も視野に 胆振管内11市町教委 【室蘭発】胆振管内十一市町の新学習指導要領移行期間における外国語活動の時数増加に対する検討方針が本紙調査でまとまった。伊達市教委では、市内十...(2017-08-14) 全て読む
29年度「おとどけアート事業」 札幌市内 拓北小など4校で実施 芸術家を〝転校生〟として派遣
芸術家を札幌市内の小学校に〝転校生〟として一定期間派遣し、作品をつくる「おとどけアート事業」の本年度実施校が決定した。拓北小、有明小、山の手小、澄川南小の四校を芸術家が訪問。芸術家が空き教...(2017-08-14) 全て読む
北広島市教育研究会と北広島市教委 兵庫教育大院・日渡教授が講演 新学習指導要領の理解深化
北広島市教育研究会(大西二生会長)と北広島市教委は七月二十八日、市ふれあい学習センターで二十九年度夏季特別研修会「パワーアップセミナー」を開いた。兵庫教育大学教職大学院の日渡円教授が「新学...(2017-08-10) 全て読む