札中英研がワークショップ開く　授業づくりのポイント確認　模擬授業、グループ交流通し

（関係団体 2017-08-21付）

花川南中の加藤教諭による模擬授業を行った

　札幌市中学校英語教育研究会（＝札中英研、中村邦彦会長）は十七日、札幌市立明園中学校で「Ｓｕｍｍｅｒ　Ｗｏｒｋｓｈｏｐ　ｉｎ　２０１７」を開いた。十九人が参加。英語授業の充実に向けて模擬授業を受けたほか、グループ交流を行った。

　はじめに、石狩市立花川南中学校の加藤孝章教諭が模擬授業を実施。模擬授業の目標を目的地までの行き方を尋ねたり、答えたりできることとした。

　加藤教諭は同校の授業の様子を紹介。また、授業の導入として、二人一組で高校生活で楽しみなことを「ｌｏｏｋ　ｆｏｒｗａｒｄ　ｔｏ～」を使って会話させる「Ｓｍａｌｌ　ｔａｌｋ」を行った。

　続いて、スライドを使用して目的地を尋ねる「Ｃｏｕｌｄ　ｙｏｕ　ｔｅｌｌ　ｍｅ　ｈｏｗ　ｔｏ～」や目的地の行き方を答える「Ｔａｋｅ　ｔｈｅ　ｌｉｎｅ，ｃｈａｎｇｅ　ｔｏ，ｇｅｔ　ｏｆｆ　ａｔ」の使い方を確認。目的地近くの交通機関を提示した上で、目的地への行き方を問いかけた。

　このあと、自分の好きな高校への行き方などを二人一組で考えさせ、発表させた。また、授業時のワークシートの活用方法も紹介した。

　授業後には、模擬授業の感想や改善案を話し合い、各グループごとに発表。授業づくりで悩んでいることなどについても話し合った。

(関係団体 2017-08-21付)