道中体連が相撲大会開催　団体優勝は札幌屯田北　個人戦―北広島東部・大沼君

（関係団体 2017-08-17付）

保護者などが見守る中、全国大会に向けて技を競い合った

　【函館発】道中学校体育連盟(林原昌生会長)は七月下旬、福島町鏡山公園相撲場で第三十八回道中学校相撲大会を開いた。道教委など共催。道内五地区の予選を勝ち抜いた十四校から、二十九人が出場し、団体戦と個人戦が行われた。団体戦では札幌市立屯田北中学校、個人戦では、北広島市立東部中学校三年生の大沼樹生君が優勝し、全国大会へと駒を進めた。

　開会式で林原会長があいさつし「相撲は日本の国技であり、静と動が多くの人に感動を与える。自信をもって思いっきり競い合ってほしい」と期待を寄せた。

　さらに、渡島教育局の河原範毅局長と道相撲連盟の平野隆雄副会長が激励の言葉を送った。

　また、福島町の鳴海清春町長と福島町立福島中学校生徒会長の對馬愛香さんが歓迎の言葉を述べた。鳴海町長は「努力を続けることや最後まであきらめないことが大切」、對馬さんは「全力を出し切って」とエールを送った。

　選手宣誓に立った福島町立福島中の白川和叶君は「感謝の気持ちをもち、練習の成果を精一杯発揮する」と宣言した。

　競技では、団体戦で札幌市屯田北中、個人戦では北広島市東部中の大沼君が優勝し、全国大会への切符を手にした。

　団体戦の優勝チームと個人戦で上位入賞した三人は、十九日から大分県宇佐市で開催される全国大会に出場する。

　大会結果はつぎのとおり。＝敬称略＝

▼団体戦

▽優勝＝札幌市立屯田北中

▽準優勝＝札幌市立東白石中

▽三位＝札幌市立北白石中、森町立森中

▼個人戦

▽優勝＝大沼樹生(北広島市立東部中三年)

▽準優勝＝正田悠倫(札幌大谷中一年)

▽代表決定戦勝者＝鈴木叶佑(札幌市立屯田北中二年)　　　　

▽三位＝有田昇平(札幌市立屯田北中一年)

(関係団体 2017-08-17付)