応援への感謝伝える　高橋知事に全国制覇を報告―白老町白翔中野球部・東１６丁目フリッパーズ

（学校 2017-09-14付）

白老白翔中野球部、東１６丁目フリッパーズの主将が高橋知事に優勝を報告した

　白老町立白翔中学校（佐藤彰芳校長）野球部の生徒および学童野球クラブ「東１６丁目フリッパーズ」の児童は十一日、道庁本庁舎を訪れ、高橋はるみ知事にそれぞれ「第三十九回全国中学校軟式野球大会」「高円宮賜杯第三十七回全日本学童軟式野球大会」の優勝報告を行った。高橋知事は、児童と生徒たちをたたえ「さらに研鑚を積み、高校、大学、社会人になっても、野球の道を極めてほしい」と期待した。

　白翔中野球部は、八月中・下旬に宮城県で開かれた全国中学校軟式野球大会に出場し、優勝に輝いた。道内中学校の優勝は、平成三年の岩見沢市立東光中学校に次いで二回目。

　札幌市内の小学校児童で構成する学童野球クラブ「東１６丁目フリッパーズ」は、八月中旬に東京都内で開かれた全日本学童軟式野球大会に出場。道内勢初の優勝を飾った。

　十一日、白翔中の佐藤校長と野球部員、東１６丁目フリッパーズの児童が道庁本庁舎を訪問。佐藤校長、東１６丁目フリッパーズの笹谷武志監督が優勝までの経緯を説明した。

　続いて、白翔中の宮田瑠夏主将、東１６丁目フリッパーズの福岡正規君が高橋知事に優勝を報告した。宮田主将は、過去の敗退にもめげず「Ｅｎｊｏｙベースボール」をスローガンにみんなで練習に励んだこと、三年間の目標だった全国制覇を成し遂げたことを伝え、応援の声を送った北海道の人たちへの感謝の言葉を述べた。

　高橋知事は、児童と生徒たちの健闘をたたえ「これからもさらに研鑚を積み、高校、大学、社会人になっても、野球の道を極めてほしい」と語った。

(学校 2017-09-14付)