生きる力育む学びを創造 道放送・視聴覚教育研究十勝・足寄大会(関係団体 2017-11-08付)
224人が参加し、放送教育・視聴覚教育の充実に向け研鑚を積んだ
【帯広発】第六十九回道放送教育研究大会・第六十三回道視聴覚教育研究大会合同大会十勝・足寄大会が二日、足寄町立足寄中学校を主会場に開かれた。道内各地から二百二十四人が参加。大会テーマ「〝生きる力〟を育み、未来を拓く豊かな学びの創造~子どもが生き生きと学ぶアクティブ・ラーニングを目指した放送・ICT活用」のもと、放送教育・視聴覚教育の充実・発展を目指し、公開授業や分科会・研究協議、講演などを通してテーマに迫った。
合同大会は、道地方放送教育研究協議会(小路徹会長)、道視聴覚教育連盟(樅山正直会長)などが主催。
開会式では、小路会長があいさつに立ち「本大会を通して、放送番組などのコンテンツを授業に十分機能させ、学びへの興味・関心を高めながら、生徒自ら見方・考え方を働かせ、資質・能力を向上させる方途を獲得できれば」と期待。「本協議会としても本大会で得られた成果をもとに、研究成果の交流や放送教育の普及、研究活動の活発な推進に向けてさらに歩みを進めていきたい」と呼びかけた。
引き続き、大会実行委員会の吉藤清孝実行委員長、NHK帯広放送局の山本健一局長が登壇し、それぞれ大会が各学校の放送教育、視聴覚教育のさらなる発展につながることを祈念した。
続いて、十勝教育局の竹林亨局長と足寄町の安久津勝彦町長が来賓あいさつ。竹林局長は、インターネットや人工知能などによって急速に変化している現代社会にふれた上で、大会で得た成果を自校の授業実践に、積極的に活用するよう呼びかけた。安久津町長は、教職員の力が子どもたちの未来を明るくすることを強調し「引き続き、各地域で子どもたちを支える活動に尽力していただきたい」と求めた。
このあと、合同大会の研究概要や足寄小学校、足寄中の研究実践の発表を行ったほか、茨城大学教育学部情報文化課程の小林祐紀准教授が「主体的・対話的で深い学びの実現のための放送番組・ICTの活用」と題して講演した。
(関係団体 2017-11-08付)
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