札幌市山鼻南小にロシア訪問団　歌やダンスなどで歓迎　ノボシビルスク市の教員と交流

（学校 2017-11-15付）

全校児童で制作した折り鶴をプレゼント。教員ら１９人と交流を深めた

　札幌市立山鼻南小学校（津田安彦校長）は二日、ロシア訪問団歓迎会を開いた。全校児童約三百人が参加。ノボシビルスク市の教員らが訪れ、児童が歌やダンスなどで歓迎した。

　札幌市とノボシビルスク市は二年に姉妹都市提携を締結。今回、日露青年交流センターと道ノボシビルスク協会が行っている若手教師招へい事業で、ノボシビルスク市の教員を含む訪問団十九人が来校した。

　訪問団には、同校の国際交流学習の一環として、昨年度から姉妹校提携を結んでいるノボシビルスク第四ギムナジウムの副校長や教員も参加している。

　この日、はじめに津田校長が歓迎のあいさつ。「きょうを心待ちにしていた。札幌市の子どもたちの素晴らしいところをたくさん見ていってほしい」と話した。

　続いて、児童会長の大屋臣君が「きょう皆さんに会うことができてうれしい。短い時間だけど楽しんでほしい」と歓迎の言葉を述べた。

　また、全校児童で制作した折り鶴を訪問団へプレゼント。訪問団団長のイタリア氏は「皆さんと会えてすごくうれしい。プレゼントやあいさつにとても感動した」と述べた。

　このあと、歓迎の出し物として一・二年生が「恋ダンス」、三・四年生が合唱「レッツサーチフォートゥモロー」、五・六年生が合唱・リコーダー演奏「ふるさと」を披露した。

　記念品の贈呈では、津田校長が訪問団に同校が描かれた絵画を贈呈。訪問団からはロシアの絵本やスカーフなどが贈られた。

　最後に、児童が校歌を斉唱し、元気な歌声を響かせた。

(学校 2017-11-15付)