留萌管内４高校じもと×しごと発見フェアに参加　地元企業の魅力を実感　業務内容など真剣に耳傾ける

（学校 2017-11-20付）

地域産業について関心を深めた

　【留萌発】留萌高校、留萌千望高校、羽幌高校、天塩高校は十一月上旬、留萌合同庁舎で行われた道経済部労働政策局主催の「じもと×しごと発見フェア」に参加した。管内の企業や道警、自衛隊など計十三企業・団体がブースを出展し、業務内容や魅力について説明。生徒は来年以降に控える就職活動に向け、真剣に耳を傾けていた。

　道は、人口減少が進み、労働力不足が深刻さを増す道内において、地域の企業等に就職した若者が職場に定着し、長く地域産業の担い手として活躍できるよう、地域若者就業・定着支援事業を推進している。

　じもと×しごと発見フェアは同事業の一環。高校生等が就職活動を始める前や若年求職者などが求職活動を見直す際に、地域の仕事や企業を広く知ることで地域の若者の就業・職場定着を図ることが目的。

　この日は地域の基幹産業となっている建設業をはじめ、福祉や小売業など管内の民間企業や道警、自衛隊など計十三企業・団体がブースを出展。留萌高、留萌千望高、羽幌高、天塩高の四校から一・二年生五十二人が参加した。

　建設業関連のブースでは、本年度受注した工事の内容や現場の状況、設計・測量の業務内容などを写真や映像を通して紹介。担当者は「地元で働き、地域を支える大切な仕事。将来の選択肢の一つにしてもらいたい」と呼びかけていた。

　生徒は様々なブースを見て回り、地域に根差す地元企業の役割について理解・関心を深めている様子だった。

(学校 2017-11-20付)