高橋知事が遺愛女子高を訪問　夢・目標実現にエール　生徒とフリートークなど

（学校 2017-11-20付）

生徒の将来の夢や人生設計を聞きながら,アドバイスを送った

　【函館発】高橋はるみ知事が十日、遺愛女子高校(福島基輝校長)を訪問し、代表生徒五人と懇談した。知事は生徒が発表した同校の特色や魅力、将来の夢などを聞き、生徒の成長と目標の実現にエールを送った。

　訪問には道総務部の中野祐介部長、渡島総合振興局の小田原輝和局長、道総務部法務・法人局の所健一郎学事課長が随行し、懇談に出席した。

　当日は、福島校長と生徒が知事一行を出迎え、前生徒会長の三年・研谷朋花さんが学校内を案内した。研谷さんは、同校校舎の本館が国の重要文化財に指定されていることや、新築した体育館などを紹介したほか、毎日行われる礼拝の様子などについても丁寧に説明した。

　その後、旧講堂に移動し、研谷さんや現生徒会長の二年・石川瑛菜さんなど五人と懇談した。

◆遺愛の魅力アピール

　自己紹介のあと、遺愛の魅力や将来の夢を一人ひとりが紹介。遺愛の魅力では「中高一貫のよさや英語教育に力を入れていること」「学校祭での盛り上がりや部活動の活躍」「恵まれた仲間・友達の存在」。将来の夢では「留学経験を生かし、教育の仕事に就きたい」「薬剤師になって世の中の役に立ちたい」などと発表した。

　生徒の発表を聞いた高橋知事は「将来の北海道を支えていく皆さんの活躍に大いに期待している。充実した学校生活を過ごして」とエールを送った。

　このあと、「仕事と結婚、子育て」をテーマにしたフリートークを実施。生徒の「仕事と家庭の両立は大変そうだが、仕事を続けたい」という意見に対して、高橋知事は自身の経験を振り返りながら「理解のあるパートナーをみつけることが大切」とアドバイスを送った。

　参加した生徒の一人は「緊張したが、キャリアウーマンの知事は素敵な方だった。きょうの経験を大切にしたい」と話していた。

(学校 2017-11-20付)