道国際理解教育研究大会北見大会 世界にかかわる行動力を 授業公開や分科会で研鑚(関係団体 2017-11-29付)
国際理解教育の充実に向け、約120人が研鑚を積んだ
【網走発】第三十八回道国際理解教育研究大会北見大会(第二十七回全国海外子女教育・国際理解教育研究協議会道ブロック大会・第三十回オホーツク国際理解教育研究大会)が十六・十七日、北見市立西小学校などを会場に開かれた。全道から約百二十人が参加。大会主題「多様な世界に関わり続ける行動力を身に付けた児童生徒の育成~世界を意識し、他者と意欲的にかかわろうとする子供をめざして」のもと、公開授業や分科会などを行い、国際理解教育の充実に向け研鑚を積んだ。
全国海外子女教育・国際理解教育研究協議会(滝多賀雄会長)と道国際理解教育研究協議会(石原和人会長)が主催、オホーツク国際理解教育研究会が主管。
初日は、北見市内のホテル黒部を会場に講演会。北見工業大学国際交流センター長の許斐ナタリー教授が「国際理解の“Two―way Street”~世界から見た日本」と題して講演した。
二日目、公開授業のあと西小で行われた開会式では、石原会長と滝会長があいさつ。石原会長は、道内を訪れる外国人が増加していることなどを踏まえ「グローバルな社会の中で行動できる人材を育成していく国際理解教育の役割は大きい」と強調。「授業や各地区の実践を交流し、研究協議する中で成果と課題をはっきりさせ、来年度の後志大会につなげていきたい」と呼びかけた。
滝会長は研究大会の趣旨にふれながら、「ここで得たエネルギーを各地の現場にもち帰って、それを子どもたちに伝えてほしい」と求めた。
来賓あいさつでは、オホーツク教育局の松本邦由局長と北見市の渡部眞一副市長が登壇。松本局長は「研究大会で得られた成果を各学校や地域における日常の授業改善に積極的に活用し、国際理解教育の一層の充実を図ってほしい」と呼びかけた。渡部副市長は「活発な研究協議を行い、北海道の国際理解教育がますます深まれば」と期待した。
このあと、全体会、授業別分科会、課題別分科会を行った。
(関係団体 2017-11-29付)
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