札幌市立高・特事務職員会が研究大会 事務円滑化へ資質高める 講演、研究発表など行う(関係団体 2018-01-11付)
53人が参加し、学校職員としての資質・能力向上に向けて研鑚を積んだ
札幌市立高校・特別支援学校事務職員会(温泉永一会長)は五日、ホテルライフォート札幌で第四十四回研究大会を開いた。会員など五十三人が参加。講演や研究発表を行い、学校事務職員としての資質を高めた。
開会式では、温泉会長があいさつに立ち、働き方改革が注目されていることに言及。市では昨年、県費移譲に伴い様々な業務が変更となったことについて「まだ慣れない状況が続いている」と述べた。「力を入れるところ、抜くところをうまく分け、自分を守りながら日々研鑚していく必要性を感じている」と話した。
来賓あいさつでは、札幌市立高校・特別支援学校長会の武内達也会長、市教委の檜田英樹教職員担当部長、道公立学校事務職員協会の水本靖会長が登壇。このうち、檜田部長は、様々な問題の解決に向け教員と事務職員が協力する必要性を強調したほか、大会を通して「英知を共有し合いながら、あすからの日常業務に生かしてもらえれば幸い」と話した。
続いて、㈱ハッピーアローの森順子代表取締役が「人や組織の前進・結果に違いを創るパラダイムとは」と題して講演。人を褒め過ぎることについて「褒められた快感で人を動かすことになる」と述べ、行動などに目的や意義を感じづらくなる可能性を指摘。褒められることだけが価値観となり、伸び悩む人がいることを紹介した。
結果を出す組織や人を生むために、褒められる快感ではなく、面倒なことをやりきったことなど、“甲斐”を感じさせていく必要性を強調した。
このあと、各校の事務長・事務職員が、①就学支援金・特別支援教育就学奨励費②適正な事務③入学者選抜事務―の三つのテーマに分かれ研究発表。①のグループでは、制度の手続き方法やスケジュール、書類の回収に関して、各校の工夫などを紹介した。
(関係団体 2018-01-11付)
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