道ＮＩＥ研究会が冬季研修会開く　実践発表、実技など通し研鑚　新聞活用した授業充実へ

（関係団体 2018-01-17付）

指導案づくりの実技や実践発表などを通して、授業づくりの充実に向け研鑚を積んだ

　道ＮＩＥ研究会（上村尚生会長）は五日、札幌市内の北海道新聞社で二十九年度第二回ＮＩＥ実践交流会「冬季研修会」を開いた。小・中学校でＮＩＥを担当する教諭など約二十人が参加。新聞記者による講演や実践発表、意見交流などを通じて、新聞を活用した授業の充実に向けて研鑚を積んだ。

　はじめに、上村会長があいさつ。三十年度から学習指導要領の移行期間が始まることについて「道徳と外国語活動の時数が移行期間の分は確保できているが、本格実施には足りない。今後も時数確保に向けて行事や授業の精査をしていく」と述べた。また、研修会の内容を説明し「日ごろの実践の参考にしてほしい」と呼びかけた。

　続いて、北海道新聞社編集局の小野高秀運動部長が「スポーツ報道の現場から」と題して講演したあと、札幌市立中央中学校の古畑理絵教諭が第二十二回北海道ＮＩＥ研究大会について報告。また、札幌市立あいの里東中学校の結城学教諭が実践発表を行ったほか、「新聞を活用して、みんなでつくる指導案づくり（道徳）」と題して実技研修会を行った。

(関係団体 2018-01-17付)