日教弘道支部―学校図書助成事業等実績 678校に約55、400冊 30年度学校図書助成は50校(関係団体 2018-02-02付)
日本教育公務員弘済会道支部(=日教弘道支部、鈴木富士雄支部長)は、同支部が実施している学校図書にかかわる助成事業実績(三十年一月現在)をまとめた。学校図書助成事業、読書教育推進事業、ブックパック事業の三事業を合わせて、二十三年度から現在まで、合計六百七十八校、約五万五千四百冊、約七千七百万円の助成を行っている。
日教弘道支部は「最終受益者は子どもたち」の志に基づく活動を展開。三大事業として、①教育振興事業(奨学事業・教育研究助成事業・教育文化事業)②福祉事業③共済事業―を展開している。
このうち、教育振興事業の学校図書助成事業は二十三年度から実施。学校図書館図書標準の達成率が五〇%未満の学校について助成してきた。二十八年度からは公益財団法人の本来の在り方でもある「公募・申請・選考」システムに変更。道内の国公私立の幼・小・中・高・特別支援学校、高等専門学校等の各学校など、すべての学校を対象に事業を実施している。
助成実績は、二十九年度までで合計三百八十九校、四万五千三百三十四冊、七千六百七十一万三千百八十一円にのぼっている。
二十五年度からスタートした読書教育推進事業は、本年度で終了したが五年間で四十校、約三千百五十冊、八百八十万円を助成。
ブックパック事業は二十七年度からスタート。学校図書の充実と読書教育の推進を図る目的で、同支部が指定した図書セットから学校が希望する一セット(五万円相当)を贈呈するもの。本年度までに二百四十九校、六千九百四冊、約一千二百四十五万円を助成した。
同支部がまとめた学校図書にかかわる助成事業実績では三事業合わせて六百七十八校、約五万五千四百冊、約七千七百万円の助成実績となっている。
三十年度も同様の活動を行っていく計画。学校図書助成事業で五十校(園)、ブックパック事業で九十校(園)に対して助成事業を実施していく。
(関係団体 2018-02-02付)
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