30年度釧路管内教育推進の重点―釧路局が管内公立学校長会議 “3Sで学びを支える” 新たに管内教育推進マップ作成
(道・道教委 2018-04-24付)

釧路局教育推進の重点鈴木淳局長
鈴木局長は、「主体的・対話的で深い学び」の視点に基づく授業改善を求めた

 【釧路発】釧路教育局は十八日、釧路センチュリーキャッスルホテルで三十年度管内公立学校校長会議を開いた。鈴木淳局長が本年度の管内教育推進の重点を説明。新たに作成した「釧路っ子の“学び”を支える管内教育推進マップ・3S(サポート)」をもとに、子どもや学校、家庭・地域をサポートしていく視点を提示。学力向上に向けて「主体的・対話的で深い学び」の視点に基づく授業改善を学校全体で推進するとともに、教員のキャリアステージに応じた資質・能力を育成するため研修の質的向上を図っていくことを示した。

 管内教育推進の重点はつぎのとおり。

【釧路っ子の学びを支える管内教育推進マップ・3S】

 新しい学習指導要領では、子どもたちがこれからの時代を生き抜く力を身に付けるためには、よりよい学校教育を通して、よりよい社会をつくるという目標を社会と共有し、必要な資質・能力を、社会との連携・協働によって育成する社会に開かれた教育課程の実現が大切であるとの理念が示された。

 そうした観点から、管内教育の重点も、これまでの形式を見直し、市町村教委や学校はもとより、管内の地域住民にも広く理解やイメージをしやすくすることが大切であると考え、「管内教育推進マップ」として本年度から作成した。

 北海道教育の基本理念である「その先の道を切り拓く北海道人」「自立」「共生」のもと、管内の実態を踏まえ、八市町村と一体となって取り組んでいくことをイメージできるように位置付けている。

 そうした理念に立ち、今後、市町村教委や学校で重点的に取り組んでいただきたいことや、教育局として重点的に支援することを、「子ども」「学校」「家庭・地域」の三つのフィルターで整理した。

 今後、市町村教委や学校で重点的に取り組んでいただきたいことや、教育局として支援することを「子どもへのサポート」「学校へのサポート」「家庭・地域へのサポート」の三点で整理している。

▼子どもへのサポート

 管内の子どもたちに「社会で活きる力」「豊かな人間性」「健やかな体」を育成することを重点としている。

 まず、社会で活きる力であるが、技術革新やグローバル化など変化の激しい社会を子どもが生き抜くために必要な資質・能力として未来社会を切り拓くための資質・能力と、社会的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力の二点を育む取組を推進する。

 また、これからの時代において一人ひとりが感性を豊かにして、人間や社会の在り方を創造的に考えることができるよう豊かな人間性を育むことが大切であることから、豊かな情操や道徳心、ふるさとを支える人材、コミュニケーション能力を育む取組を推進する。さらに、健やかな体を育成するため、体力向上に向けた取組や健康教育を推進する。

▼学校へのサポート

 「子どもへのサポート」に示した資質・能力を子どもたちに育成するため、管内教育の学びをつなぐ学校づくりの実現を目指し「教職員の資質・能力の向上」「マネジメント機能の強化」「危機管理体制の強化」「学校段階間の連携・接続の推進」の四つの方向性を示し、それぞれ二つずつの取組を示している。

 まず、教職員の資質・能力の向上についてであるが、授業改善や新しい時代に求められる教員の資質・能力の向上を図る研修など、学びの質を深める指導力を向上させる。また、学校の組織力を高めるため、チームとしての学校の実現を推進する。

 つぎに、マネジメント機能の強化として前年度から説明してきた組織マネジメントや、社会に開かれた教育課程を実現するカリキュラム・マネジメントの確立など、学校経営・運営の改善・充実を進める。

 また、教職員の力が発揮できる環境づくりとして、子どもと向き合う時間の確保などに向けた取組を推進する。

 危機管理体制の強化としては、子どもの安全・安心を確保する取組、体罰や飲酒運転の根絶など、教職員の服務規律の保持・徹底を図る取組を推進する。

 学校段階間の連携・接続の推進では、白糠町で開校した義務教育学校や小中一貫教育学校の取組を普及することなどをはじめ、連続性のある教育活動、組織的な学校段階間連携の取組を推進する。

▼家庭・地域へのサポート

 子どもたちが健やかに成長するためには、学校だけではなく家庭・地域社会が教育の場として、十分な機能を発揮していくことが必要となる。こうしたことから「学びを支える家庭・地域」と「学びを活かす地域社会」の二つの柱を示している。

 学びを支える家庭・地域については、地域と学校の連携・協働を推進するためコミュニティ・スクールの導入など地域とともにある学校づくりを進める。

 また、すべての教育の出発点である家庭の教育力の向上、人格形成の基礎を培う重要な時期の教育である幼児教育の充実を図る取組を進める。

 二つ目の柱である学びを活かす地域社会では、子どもだけではなく地域住民が生涯を通じて積極的に学び、その成果を子どもたちへ発信していただける環境をつくることが大切であることから、活力ある地域づくり、地域住民の学習成果が生かせる活動機会の創出について位置付けている。

【管内教育推進の重点項目】

 前年度、管内教育推進のキーワードとして「つなげる」を示したが、本年度は、さらに深化させるため、「広げる」「深める」と示した。これまでの管内教育のさらなる充実を目指していきたいと考えている。重点項目については「子どもへのSサポート」を中核に据えて示すという構造である。

▼子どもへのSサポート

▽社会で活きる力

 未来を開くために必要な資質・能力の育成に向けては、依然として課題である学力向上に向け、全国学力・学習状況調査やほっかいどうチャレンジテストなどを活用しながら、子どもたちの学力や学習状況を把握・分析・改善する検証改善サイクルの継続的な推進や、新学習指導要領の趣旨を踏まえた主体的・対話的で深い学びの視点に基づく授業改善を学校全体で推進するようお願いする。

 教育局としては、六月に予定する組織力強化会議の開催や標茶町の教育課程研究指定事業、厚岸町と浜中町の授業改善等支援事業の成果を管内に広めていきたいと考えている。

 社会自立に向けて必要な基盤となる資質・能力の育成に向けては、インクルーシブ教育システムの理念を踏まえ、一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導や支援の充実を図り、学校と家庭、地域、関係機関などによる連携体制を深めるなど、切れ目のない特別支援教育の推進体制の充実を図るとともに、子ども一人ひとりの学びの質を深めていくために地域と連携したキャリア教育の充実に取り組むようお願いする。

 教育局としては、釧路町と標茶町における発達障がい支援成果普及事業の成果の普及、特別支援教育充実セミナーなどを開催し、切れ目のない支援のために個別の教育支援計画の作成および活用や、校内研修プログラムなどの活用を働きかける。

▽豊かな人間性

 豊かな情操や道徳心では、これまでも行っている朝の読書や様々な体験活動のねらいを明確にした上で、計画的に位置付け、地域の特色を生かした活動を推進することによって、子どもの自己肯定感を高めるなど、豊かな人間性の形成を進めていく必要があると考える。

 また、本年度は小学校の「特別の教科 道徳」において教科用図書を使用した指導が実施され、中学校においても次年度から教科用図書を使用した指導が行われることから、すべての学校において「考え、議論する道徳」の実現をお願いする。

 ふるさとを支える人材育成について、教育局としては、釧路市、厚岸町、浜中町、弟子屈町、白糠町で実践している北海道ふるさと教育・観光教育推進事業の普及に努めていく。

 コミュニケーション能力の育成については、言葉を通して、豊かな心を育むことやよりよい人間関係を形成することが重要であると考える。

 子どもたちが自分の考えをもち、表現しながら考えを形成・深化させたり、よりよい人間関係を形成したりすることができるよう、各教科などにおける言語活動の充実を図るとともに、コミュニケーションを通して人間関係を結び、いじめなどを解消することが大切である。

 また、国の法令や指針、北海道いじめの防止等に関する条例などを踏まえ、いじめの未然防止、早期発見・早期対応に向け、教育相談体制の整備・充実をお願いする。

 教育局としては、浜中町と鶴居村の道徳教育推進校事業や標茶町の中一ギャップ問題未然防止事業の普及に努めていきたいと考えている。

▽健やかな体

 健やかな体を育成するため、体力向上に向けた取組や健康教育を推進する。

 体力向上を通した健康の維持、精神面の充実に向けては、全国体力・運動能力、運動習慣等調査や新体力テストなどの結果をもとに、子どもたちの体力・運動能力などの状況を把握・分析・改善する検証改善サイクルの継続的な推進や、一校一実践など学校の創意工夫による取組を充実するほか、体育・保健授業の改善を図る。

 健康な生活を実践する資質・能力の育成に向けては、子どもが生涯にわたって健康な生活を送ることができるよう適切な意思決定や行動を選択する力を育むことが大切である。そのため、薬物乱用防止教室やフッ化物洗口などの保健管理に関する教育の充実、さらには、基本的な生活習慣や食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付ける食育を推進する。

 教育局としては、釧路市と厚岸町の体育専科教員活用事業における体育授業の改善や体力向上に関する環境整備などの取組などの成果の普及を図りたいと考えている。なお、十月に管内において食育推進研究協議会を開催することとしている。

▼学校へのサポート

▽教職員の資質・能力の向上

 近年の教員の大量退職・大量採用が話題となっているが、管内においても少なからずその影響などによって、教員の経験年数の均衡が崩れはじめ、先輩教員から若手教員への知識・技能の伝承が難しくなっている。また、管内は教職員数が少ない小規模校が多く、一人ひとりの教員が担う役割は大きく、多岐にわたっている現状である。

 これからの教員には、学びの質を深める指導力の向上に向け、昨年十二月に示した教員育成指標などを活用し、様々な機会を通じてキャリアステージに応じた資質・能力を育成するため研修の質的向上と人材育成を進める必要がある。

 また、教職員数が少ない小規模校では、地域全体で学ぶ場を設定したり、学校段階間でそれぞれへの接続を踏まえた学びの場を位置付けたりすることが大切であると考える。

本年度も、校種間を超えて公開授業などの情報提供を行っていくので、人材育成の観点から戦略的に活用していただきたい。

 チームとしての学校の実現については、事務職員なども含めたそれぞれの専門性を発揮させ、役割分担を明確にするなど、スタッフマネジメントを踏まえた組織力の向上が大切であり、釧路市と釧路町で取り組んでいただいている学校力向上に関する総合実践事業の取組の成果を広く普及していきたいと考える。

▽マネジメント機能の強化

 学校経営・運営の改善・充実における組織マネジメントの充実について引き続きよろしくお願いする。

 教職員の力が発揮できる環境づくりについては、学校の教職員が抱える多忙感を解消し、子どもと向き合う時間の確保や教育の質を深めるために、各教育委員会や学校と連携を図り、北海道アクションプランの取組を含めた働き方改革の推進を意識するようお願いする。

 また、スクールリーダーや女性教員の活躍推進など、それぞれの教職員が、役割を自覚し意欲的に活躍できるよう、校長の働きかけを継続的・計画的にお願いする。

 教育局としては、これまでの学校教育指導を見直し、学校をサポートすることができるよう、学校サポートプランを位置付けて、教職員の資質・能力の向上や学校が抱える教育課題を一緒に解決していくことができるようにしているので、効果的に活用することを願う。

 釧路市の小学校外国語活動巡回指導教員研修事業、弟子屈町のイングリッシュトライアルなど、各種指定事業の成果の普及や管内ミドルリーダー研修会を開催したいと考えている。

▽危機管理体制の強化

 子どもの安全・安心の側面と教職員の側面から二点示した。

 子どもの安全・安心の確保については、交通事故や災害などの学校安全、アレルギーなどの健康安全はもとより、自殺予防などの子どものメンタルヘルスに関する教育の充実を図るとともに、いじめや不登校などへの対応も含め、すべての子どもにとって安全、安心で、信頼できる居場所や絆づくりを進める必要がある。

 また、服務規律の保持・徹底については、教職員の不祥事は、社会はもとより保護者や子どもの信頼を損ねることにつながり、依然として不祥事が減少しない傾向にある。教育局としては、管内コンプライアンス確立会議などの開催を通し、あらためて学校に不祥事防止の取組について確認することとしているが、教育公務員としての法令順守の徹底について、定期的・継続的・徹底的に取り組むようお願いする。

▽学校段階間の連携・接続の推進

 新設された義務教育学校を所管する白糠町の小中一貫教育の取組はもとより、学習指導要領の本格実施に向け、小学校は三十一年度まで、中学校は三十二年度までの移行期間に、小中連携・一貫した円滑な接続となるよう連続性を確保した教育課程の編成・実施が大切であると考える。それぞれの学校段階で身に付ける資質・能力が確実に育まれ、円滑につながっていくよう、子どもの育ちについての情報共有や指導方法の交流などをお願いする。

▼家庭・地域へのサポート

 学校が抱える課題の解決や地域全体で子どもの成長を支え、地域を創生するため「学びを支える家庭・地域」「学びを活かす地域社会」の二点を視点として重点項目を設定した。

▽学びを支える家庭・地域

 地域とともにある学校づくりに向け、地域住民などが学校運営に参画し、学校と地域が力を合わせて子どもの成長を支えるコミュニティ・スクールの導入や地域学校協働活動の推進による学校と地域が一体となった子どもを育てる体制づくりの促進を位置付けている。

 コミュニティ・スクールについては、すでに釧路市で二十六年度から導入されており、三十年度に厚岸町、浜中町、弟子屈町、鶴居村、白糠町、三十一年度には釧路町、さらに標茶町では今後の導入に向けて検討すると聞いている。このように、各市町村で年次段階で取組が進められるので、教育局としても円滑な導入に移行できるように支援していきたいと考えている。

▽学びを活かす地域社会

 活力ある地域づくりの推進として、管内の誇る自然や人材などを積極的に活用し、地域を創生する視点から、地域資源や社会教育団体、社会教育施設等の活用の促進を位置付けている。

 なお、これらの重点項目については、毎年度、評価・検証をしながら検討し、よりよいものにしていきたいと考えている。

 さらに、関係部署との連携も必要であることから、特別支援教育、幼児教育などについては、保健福祉の分野、地域づくりなどについては、知事部局である総合振興局などとも連携を図って進める。

【終わりに】

 三十年度は、「広げる」「深める」という二つのキーワードを提案した。

 この「広げる」「深める」ことを確かなものにするためには、①広がっていく原点と、どこに向かって広がっていくかという方向性が明確であること②タイムマネジメント(進行管理)に取り組むこと③波及性や実効性などについての検証・分析に取り組むこと―などが大切であると考える。そのためにも校長先生の力添えをお願いする。

 ある大学の先生から「リーダーシップとは、学校の進むべき方向を定め、教職員にその方向の意義を説き、共通理解を図り、協働意欲と協働関係を構築して、目標を達成するように仕向ける行動であり、そのことによって個人と組織の中に一定の変化をつくる力である」と伺った。

 よく使われる「校長のリーダーシップのもと」というフレーズであるが、私ども教育局においても同様であり、目標やねらい、具体的な取組などについて、市町村教委や校長先生方と共有し、一体となって、釧路の子どもたちのために変化・改革・改善に向けて取り組んでいきたいと考えているので、三十年度も引き続きよろしくお願い申し上げる。

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釧路教育局校長会説明
釧路管内教育推進マップ(クリックすると拡大表示されます)

(道・道教委 2018-04-24付)

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