道教委と道Ｐ連の教育懇談会　教育施策の情報を共有　体力向上、国際理解教育で要望

（道・道教委 2018-05-07付）

道教委各課による所管事項の説明をもとに、活発に意見を交わし合った

　道教委と道ＰＴＡ連合会（青田基会長）との本年度第一回教育懇談会が四月二十八日、ホテルポールスター札幌で開かれた。道教委各課の担当者が各所管事項を説明。道Ｐ連役員からは、児童の体力向上に向けて公園等の整備を求める声や、国際理解教育について実際に現地で学ぶ機会を増やす要望などが挙がった。

　開会に当たり、道Ｐ連の青田会長があいさつに立ち「我々一人ひとりがこのような機会で得た情報を全道各地の保護者に広げるとともに、全道各地の保護者の声を道教委に伝えていきたい」と強調。その上で「懇談会において、挙げた意見を少しでも今後の教育行政の中で生かしてほしい」と呼びかけた。

　引き続き、道教委生涯学習課の松井晃之主幹があいさつ。学校教育、社会教育を推進する上で、道教委とＰＴＡが連携を密にして取り組むことの重要性を説き「今後もＰＴＡと道教委が一緒になって様々な施策に取り組んでいきたい」と述べた。

　続いて、教職員課、教育環境支援課、健康・体育課、教育政策課、義務教育課、特別支援教育課、学校教育局参事、生涯学習課の担当者が所管事項を説明。学校における働き方改革「北海道アクションプラン」や子どもの体力向上の取組、新しい道教育推進計画、学校と地域の連携・協働体制などについて解説した。

　説明を受け、道Ｐ連の役員からは、「子どもたちの体力向上には普段から外で遊ぶことが大切。公園などの遊び場の整備を検討してほしい」「国際理解教育について、直接現地に行って実体験する機会を増やしていただきたい」などの意見が挙がった。

(道・道教委 2018-05-07付)