高・特校長会議の道教委所管事項説明②大川生涯学習推進局長 ネット利用ルール啓発を 高校生集い「みらい地図」制作(道・道教委 2018-05-14付)
道民カレッジの入学奨励や連携講座への登録も要請した
▼ネット利用も含めた望ましい生活習慣の定着
このことについては、学校・家庭・地域が一体となった取組を進める必要があり、二十六年度からPTAや各学校長などで組織する道子どもの生活習慣づくり実行委員会において、どさんこアウトメディアプロジェクトを展開し、毎月第一・第三日曜日のノーゲームデーや、家庭や学校における適切な電子メディアに関するルールづくりを推奨するなど、電子メディアとの過度な接触時間を見直す取組を行っている。
ネット利用も含めた望ましい生活習慣の定着は喫緊に取り組まなければならない課題であるので、各学校においては、ネット利用にかかわるルールづくりを推進するとともに、保護者に対しても一層の啓発に努めていただくようお願いする。
▼道民カレッジ事業
道民カレッジは、約三万人の道民が入学している生涯学習の学園で、道内で行われている様々な学習機会を連携講座として登録していただき、カレッジ生は講座に参加することで、単位を得ることができる仕組みとなっている。
連携講座のさらなる充実を図るため、各学校で実施されている開放講座などを道民カレッジ連携講座として積極的に登録してくださるようお願いする。
加えて、開放講座の参加者や教職員、生徒への道民カレッジ入学の奨励についてもお願いする。
▼アートギャラリー北海道推進事業
道内約七十の美術館や文化施設が連携し、展覧会やイベント、PR活動に協働で取り組むほか、若手芸術家が活躍できる環境を提供するアートギャラリー北海道が北海道百五十年事業と連携し、ことし四月からスタートした。
本年度は、各道立美術館において道内の公立・私立美術館などのコレクションを紹介する展覧会や、全道の連携館が参加するスタンプラリーなどのイベントを開催する。
このほか、初年度を象徴する取組として、高文連の協力をいただきながら、全道から選抜された高校生によって、北海道の未来を共同で描く絵画「北海道みらい地図」を四月から十月にかけて制作し、十一月に赤れんが庁舎で展示予定である。
こうした取組について、より多くの生徒や教職員に周知していただくとともに、道立美術館の積極的な活用をお願いする。
以上、三点について述べたが、併せて、道立青少年体験活動支援施設ネイパルの積極的な活用についても検討いただくようお願いする。
(道・道教委 2018-05-14付)
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