道徳教材『きた　ものがたり』　小５～中１生へ配布　道みんの日に合わせ道教委

（道・道教委 2018-07-13付）

　道教委は、北海道みんなの日（＝道みんの日、七月十七日）に合わせて、本道にゆかりのある人物などを取り上げた北海道版道徳教材『きた　ものがたり』を冊子として道内の小学校五・六年生および中学校一年生に配布する。北海道百五十年事業の一環。各学校は、道徳の時間や社会科、総合的な学習の時間などで活用し、児童生徒にふるさと北海道への誇りと愛着を育む教育活動の充実につなげる。

　道教委は前年度、小学校高学年用北海道版道徳教材『きた　ものがたり～北海道の先人の生き方に学ぶ』を作成。本年度には、中学校版が完成し、Ｗｅｂページで公開してきた。

　教材は、北海道の命名者である松浦武四郎など北海道にゆかりのある人物、歴史的な業績や世界的な評価を残した人物を取り上げ、小・中学校ともに十六話とコラムで構成されている。

　今後、各学校は道徳の時間や社会科、総合的な学習の時間などで活用し、ふるさと北海道への誇りと愛着を育む教育活動の充実を図っていくほか、家庭においても北海道の歩みを振り返る契機として活用する。

(道・道教委 2018-07-13付)