旭川開建等が土木施設見学会 工事現場や砂防堰堤を回る スケールの大きさ体感(関係団体 2018-08-13付)
工事中の新富良野大橋に上がり、現場を見学する参加者
【旭川発】開発局旭川開発建設部(=旭川開建)と旭川建設業協会(川島崇則会長)は一日、小学生とその保護者を対象に、道路や砂防堰堤など土木施設の親子見学会を行った。旭川市内の小学四~六年生二十一人、保護者十五人が参加。富良野市内で施工中の新富良野大橋のほか、十勝岳火山砂防情報センターや砂防堰堤などを見学。土木施設の役割を学び、建設業について理解を深めた。
見学会は、夏休み中の小学四~六年生とその保護者を対象に、土木施設が果たす役割について理解を深め、将来の仕事としてインフラ整備を行う建設業に興味をもってもらうことを目的に、二十八年度から毎年実施している。
あいさつに立った旭川開建の孤山晃技術管理課長は「きょうは、土木施設が皆さんの生活にどのように役立っているか、工事現場の人がどんな仕事をしているか見てほしい」と呼びかけた。
このあと、飛島建設㈱が施工する「旭川十勝道路富良野市新富良野大橋B橋上部」、十勝岳火山砂防情報センターと砂防堰堤を見学した。
うち、新富良野大橋は旭川市を起点に富良野市を経由し占冠村に至る延長約百二十㌔㍍の地域高規格道路「旭川十勝道路」の一部として工事を進めており、橋長は六百十九㍍。三十二年二月の完成を目指している。
現場では、施工中の橋脚に上り、現場担当者などが事業概要や工事概要等を説明した。
工事で使用するPCケーブルの総延長、コンクリートの総量などのクイズも出題。子どもたちは建設現場のスケールの大きさを体感していた。
また、ショベルカーの試乗体験やドローンの飛行実演も行った。職員が見守る中、楽しそうに児童がドローンを操作する場面もあった。
参加した子どもは「すごく大きくてびっくり。ドローンも操作できて楽しかった。土木の大切さが分かった」、保護者は「工事現場に入ることは普通できないので、こうした機会を夏休みに設けていただきありがたい。子どもにも本物の仕事を見せることができて良かった」と話していた。
(関係団体 2018-08-13付)
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