小樽市長橋小児童が見学会参加　道路管理の大切さ学ぶ　散水車放水デモに歓声

（学校 2018-08-14付）

身近で見る迫力を肌で感じ、質問も相次いだ

　【小樽発】小樽市立長橋小学校（木村俊夫校長）は七月上旬、開発局小樽開発建設部小樽道路事務所で開かれた道路維持・除雪機械見学会に参加した。道路維持・除雪管理に関するビデオの視聴や、除雪車、散水車などの見学を通して、道路管理の大切さについて学んだ。

　見学会は、小樽開発建設部が次世代の子どもたちに道路の維持管理の役割を学習してもらうとともに、道路をより身近に感じてもらうために毎年開催しているもの。

　前年度に引き続き、同小の二年生を対象に実施した。

　この日は、児童四十八人が参加。

　はじめに、小樽道路事務所庁舎内で道路維持・除雪管理の仕事に関するビデオを視聴した。

　ビデオでは、清掃を行う散水車や、除雪を行う除雪車を紹介。道路維持・除雪管理の仕事は、主に道路の清掃と除雪を行うことを説明した。

　また、防雪柵やスノーシェルターなどを使用することで、吹雪や暴風から道路や交通の安全が確保されていることを学び、児童たちは興味深げに見入っていた。

　続いて、ビデオで視聴した除雪用車両、維持管理用車両を見学。除雪車の役割や使用方法について学習した。

　また、散水車のデモンストレーションでは、三角コーンを放水で弾き飛ばす威力に、歓声を上げ、その迫力を肌で感じた。

　児童は、職員に対して「散水車の水はどこから入れるの？」などと相次いで質問し、道路維持に関する理解と興味を深めた。

　なお、見学会には、管内の道路維持管理を請け負う余市町の中村建設㈱から五人と、小樽市の宮本土建工業㈱から三人が参加。散水車のデモンストレーションに協力した。

　また、参加した児童に鉛筆とノートをプレゼントした。

　参加した児童の一人は「楽しかった」と話し、散水車の放水が「とてもすごかった」と驚きの表情をみせていた。

　別の児童は、庁舎内で視聴したビデオについて「面白かった。除雪などについて理解した」と感想を述べた。

(学校 2018-08-14付)